【最幸ビジネスモデル】私たちが侵略者。 - 新規事業・事業拡大全般 - 専門家プロファイル

星 寿美
プラウドフォスター株式会社 代表取締役
東京都
経営コンサルタント
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【最幸ビジネスモデル】私たちが侵略者。

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 【最幸ビジネスモデル】  2013.07.23 No.0666
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先日、先住民のことを調べていると
昔のことではなく、今まさに行われているという
記事に出会った。

先住民たちは
自然と共存しながら、家族やコミュニティで
とても幸せに暮らしている。

その土地を開拓して
街やリゾート地や工場などにする為に
先住民に街の中の集合住宅(アパートのような)を
与えて、そこに住むようにしてしまう。

土地の代わりに渡すと約束した
お金が支払われなかったり、
就職できなかったり、
差別があったりして、
生きて行くのが大変な家族たちが多いという。

という内容だった。

その捉え方はそれぞれだと思う。
私は、もし仮に、
その土地と引き換えのお金が
沢山支払われて、
生きて行く事が大変じゃなかったとしても、
何か、本当にしてはいけないことを
していると感じた。

経済ルールが合っている人は
いくらでも、
そのルールの中で楽しめばいいと思う。

けれども経済ルールじゃない方が
ずっと幸せに生きられる人もいると思う。

そういうお互いの「感覚」を尊重し合いたい。

また、別の側面。

地球の表面は人間のものではない。

そもそも、人間のものじゃないし
そもそも、人間は多くの恩恵を
地球の表面から頂いている。

地球の表面の
土地や自然がなければ
私たち人間は全滅してしまうのだから。

その表面を
お金で所有したり
勝手に森をなくして開拓したり
それは、まさに「侵略者」。

まぁ、自分たちで自分の首を絞めているのだから
人間にとっては、自業自得。その仲間が私たち。

とても美しい地球を
美しく幸せで豊かな星にする為に
人間同士が争っている場合ではないという事は
子どもたちの方が、ずっとよく知っている。

私も含め誰もが、
争ったり、侵略したりしている人とは仲間なのだ。
もう、対立ではなく
美しい奇跡の星、地球。
その中で育まれている大いなる大地や自然に
フォーカスして、
自分はその一員である事を自覚できたら
いいと私は思う。

そういう事を教育では伝えない。
伝えていたとしても「言葉」だけ。

親も日常の事で忙しいし
学校も勉強のことで忙しいし
本当の幸せ。本当の豊かさ。
そういう事から分離して生きているのが文明社会。

文明社会と先住民と
どちらが進んでいるか。

携帯がないと連絡が取れなかったり
天気予報を聴かないと天気がわからない文明人と
第六感が働き、
空や風や匂いで天気が分かる先住民と
どちらが進んでいるのだろう。

便利な道具がないと生きられない人間と
道具がなくても生きられる人間。

たまたま先住民のことを調べていて
感じたことを・・・
言語化は難しいし、誤解も生まれるかも知れないが
表現してみた。

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■今日のまとめ

・私たちが侵略者。

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