- 坪内 康将
- 独学指導者
- 愛知県
- 塾講師
対象:子供の教育・受験
※これはすべてのことにいえるものではありませんので、あしからず。
たまに、保護者の方で
「子どもが塾に行きたい、勉強したいと言うまでは私は何もしません」
という方がいます
私は、それは間違いだと思っています
高校生や大学生ならわかりますが、はたして成績が不振だったり、年齢が幼いお子様が自分から
「勉強したい、塾行きたい」と言うでしょうか
私なら言いません
保護者の方がお子様ぐらいのころに、ご両親に言ったことがあるでしょうか
私は、場合によって「NOがないならYES」と判断することは重要だと思います
母:塾に行く?
子:んー
母:それなら、まだいいわね。
子:んー
↑これでキッカケを逃してしまい、ドンドン遅れていく場合もあります。
そうではなく、
母:塾行く?
子:んー
母:〇〇ちゃんに合ってる塾を選んだから一度行ってみない?
子:んー
母:よし、じゃぁ来週の〇曜日に一緒に行ってみましょう。
子:わかった。
これぐらいでいいと思います
成績が良い生徒でさえ、自分から塾に行きたい!と思うことは少ないです
成績が良い子は、自分から塾を望む・・・というのは誤解です
危機感がある生徒も多くはありません
それを待つのではなく、保護者の方から「誘う」ことも大事です
そのときに、ハッキリとNOを出さないのであれば、
一度お子様を動かしてみてください
人は、行動することで、次の行動を起こそうとする
まずは、動かしてみることです
保護者の方が、
動かすタイミングと場所(どんな塾かなど)を選ぶ。
お子様は、最初は連れられて来ますが、保護者の方が選んだところなら、きっと気に入ってくれます
そうして塾を始める方が、一番うまくいきます
そして、大人になって一番感謝されます
もう一度いいます
ときには、NOではない=YESという考え方も必要です
特にお子様の場合は、自分の意志がはっきりしていなかったり、表に出せない子もいます
「ホントは勉強なんとかしたいけど・・・」(あ、お母さん気付いてくれてたんだ)
ということはあります
お子様を助けてあげてください
私自身、高校3年の秋ごろ。
猛勉強していました。学校の補習を休んで図書館に行くくらい(皆はマネしないでね)
すると、ある日の夕方、母が
「これで外に出て買い物でもして来なさい。息抜きだと思って、ね!」
とお金を置きながら言われたことがありました。
そのときは、勉強したかったのですが、心のどこかで「休み」を欲していたのかもしれません。
NOとは言わずに、最初は渋々と文句を言いながら家を出ました。
しかし、自転車で走っていると、気分もスッキリしました。
たしか、30分くらいかけて「ユニ〇ロ」に行きましたが何も買わなかったと思います。
あのときに、母が提案してくれたことに感謝していますし、
今でも自転車をこぎながら見た風景を覚えているほど、大きな思い出になっています。
私自身、経験しているだけに、ぜひ保護者の方もお子様に遠慮せず提案してくださいね!
そして、動かしてあげてください!
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