ときにはイエスを待たないことも大事~NOの意志がないなら、YES~ - 子供の教育・受験全般 - 専門家プロファイル

坪内 康将
独学指導者 
愛知県
塾講師

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対象:子供の教育・受験

大澤 眞知子
大澤 眞知子
(カナダ留学・クリティカルシンキング専門家)
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閲覧数順 2024年04月23日更新

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ときにはイエスを待たないことも大事~NOの意志がないなら、YES~

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※これはすべてのことにいえるものではありませんので、あしからず。


たまに、保護者の方で

「子どもが塾に行きたい、勉強したいと言うまでは私は何もしません」

という方がいます


私は、それは間違いだと思っています



高校生や大学生ならわかりますが、はたして成績が不振だったり、年齢が幼いお子様が自分から

「勉強したい、塾行きたい」と言うでしょうか



私なら言いません

保護者の方がお子様ぐらいのころに、ご両親に言ったことがあるでしょうか


私は、場合によって「NOがないならYES」と判断することは重要だと思います


母:塾に行く?


子:んー


母:それなら、まだいいわね。


子:んー


↑これでキッカケを逃してしまい、ドンドン遅れていく場合もあります。




そうではなく、

母:塾行く?


子:んー


母:〇〇ちゃんに合ってる塾を選んだから一度行ってみない?


子:んー


母:よし、じゃぁ来週の〇曜日に一緒に行ってみましょう。


子:わかった。


これぐらいでいいと思います




成績が良い生徒でさえ、自分から塾に行きたい!と思うことは少ないです


成績が良い子は、自分から塾を望む・・・というのは誤解です

危機感がある生徒も多くはありません



それを待つのではなく、保護者の方から「誘う」ことも大事です




そのときに、ハッキリとNOを出さないのであれば、

一度お子様を動かしてみてください




人は、行動することで、次の行動を起こそうとする

まずは、動かしてみることです


保護者の方が、

動かすタイミングと場所(どんな塾かなど)を選ぶ。




お子様は、最初は連れられて来ますが、保護者の方が選んだところなら、きっと気に入ってくれます


そうして塾を始める方が、一番うまくいきます


そして、大人になって一番感謝されます






もう一度いいます

ときには、NOではない=YESという考え方も必要です



特にお子様の場合は、自分の意志がはっきりしていなかったり、表に出せない子もいます


「ホントは勉強なんとかしたいけど・・・」(あ、お母さん気付いてくれてたんだ)

ということはあります

お子様を助けてあげてください





私自身、高校3年の秋ごろ。


猛勉強していました。学校の補習を休んで図書館に行くくらい(皆はマネしないでね)


すると、ある日の夕方、母が

「これで外に出て買い物でもして来なさい。息抜きだと思って、ね!」

とお金を置きながら言われたことがありました。


そのときは、勉強したかったのですが、心のどこかで「休み」を欲していたのかもしれません。

NOとは言わずに、最初は渋々と文句を言いながら家を出ました。


しかし、自転車で走っていると、気分もスッキリしました。

たしか、30分くらいかけて「ユニ〇ロ」に行きましたが何も買わなかったと思います。


あのときに、母が提案してくれたことに感謝していますし、

今でも自転車をこぎながら見た風景を覚えているほど、大きな思い出になっています。


私自身、経験しているだけに、ぜひ保護者の方もお子様に遠慮せず提案してくださいね!

そして、動かしてあげてください


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