四角いスイカ・・・1万円
ハート型のスイカ・・・2万円
普通のスイカが一球 2000円から4000円と言うのに比べるとずいぶんと高い。しかし、同じスイカが形を変えることでここまで高く売れるとは・・・驚きですね。
もちろん、同じスイカというのにはチョット語弊はあります。工夫をし手を掛けて育てないと、資格やハート型にはならないですからね。ただ、こういう工夫をするところが素晴らしい発想だと思うのです。スイカを高く売るには、価値を高める工夫が必要なのです。
吉祥寺に肉のサトウというお肉屋さんがあります。行列の出来るメンチカツで有名です。見た目は、直径5cmくらいの丸いボール形のメンチカツです。このメンチカツ、1個180円もします。そこらのお肉屋さんやスーパーで売っているメンチカツは、1個100円前後。でも、このサトウのメンチカツは、中身が松阪牛。ジューシーで非常に上手い。なので、毎日毎日行列が出来ています。このサトウのメンチカツも、名前はメンチカツです。でも、四角いスイカと同様に、同じメンチカツとは言えないですよね。
でも、この店のメンチカツは、昔々、その形はコバン型をしていたそうです。しかもそのときは、ほとんど売れなかったそうです。しかし、あるとき偶然作ったボール型のメンチカツがその形故に肉汁を封じ込め、非常に美味しかったために、その時以降それを定番にしたそうです。その結果、今の大行列が絶えない評判のメンチカツになって行ったそうなのです。
スイカもメンチカツも、ひと工夫の努力が無ければ、世間と同じ価格か、安売りをすることでしか売れなくなってしまいます。しかし、そこから一歩踏み出して、ひと工夫に更に工夫を重ねていくことで、商品の価値が高まります。そして価値が高まると、お客様の「欲しい」が高まりますよね。そうすると、こんどは価格を高めることが出来るのですね。
最近、少し景気が上向き傾向と言う事で、高級志向が強まっていると報道されていますが、価格を単純に高くしても売れるわけはありません。四角いスイカやサトウのメンチカツのような工夫があってこそだと思うのです。
私も、お客様の「欲しい!」を刺激する!そう言う仕事をしていきたいですね。
「相手軸!相手軸!」
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