質問が出ない会議は最低の会議だと心得よう - 人材育成全般 - 専門家プロファイル

松下 雅憲
株式会社PEOPLE&PLACE(ピープルアンドプレイス) 代表取締役
東京都
店長育成・販売促進ナビゲーター

注目の専門家コラムランキングRSS

対象:人材育成

中沢 努
中沢 努
(コンサルタント・研修講師・講演講師)

閲覧数順 2016年12月03日更新

専門家の皆様へ 専門家プロファイルでは、さまざまなジャンルの専門家を募集しています。
出展をご検討の方はお気軽にご請求ください。

質問が出ない会議は最低の会議だと心得よう

- good

  1. 法人・ビジネス
  2. 人材育成
  3. 人材育成全般

 




「あの~、ちょっと意味がわかりません。すみません。このフェアをすることの意味のところが、ちょっとピンとこないんです。」

店長は、来月から全国で行われる夏のフェアについての説明が、どうも理解出来なくて、会議を進行していたマネジャーに質問をしました。

「あら、ごめんなさい。私の説明が悪かったわね。じゃあ、説明をもう少し分解して話すわね。聴いていて解りにくいなと思ったところで、ストップをかけて下さいね。」

マネジャーは、そう言って、もう一度はじめからフェアの説明を始めました。

本社で決めた催し物について、それを成功させるのが現場の仕事。マネジャーという立場は、店長に的確に目的やポイントを説明して、その催し物を成功させるのが仕事です。なので、店長が少しでも疑問を持ったままだと、成果は期待ほど出ない可能性が高くなります。

店長も、自分が少しでも納得が出来ないことがあると、店舗スタッフへの説明に不足が生じます。そんな状態では、催し物は上手く行きません。しかし、多くの会議は、会議がスムーズに進行し質問がほとんどないことがゴールのように勘違いをしている人達で運営されています。

質問されると言う事は、伝わっていないからだ!・・・そう言う人が多いのです。

質問は、「わからないから」「もっと知りたいから」と言うところから出てきます。
この「わからない」と言うことを、恐れている人が非常に多いのです。
「わからない」のは、当たり前なのです。にもかかわらず、発表者の説明で、あっさり全員が「わかりました」と言う状態になっていたらその会議、いや・・・その会社は極めて危険な状態です。

説明する側の人は、果たして全ての人に対して完璧に100%理解出来る様に説明が出来るのでしょうか?
もちろん、誰が聞いても全然訳がわからない~なんて説明はもってのほかですが、どんなに上手な説明者でも、良くて70%くらいの説明力です。私は昔、説明のプロを自称される方の説明を聞いたことがありますが、残念ながら、とても100%なんて言えないものでした。

私も、講師をしていますから説明はプロです。しかし、どんなに準備してどんなに丁寧に、きめ細かく説明しても、たぶん70%くらいなのです。それくらい、説明とは難しいものです。
声のトーン、説明の時間、ポイントの押さえ方、説明の順番、スライドの表示、デザイン、文字の大きさ・・・全てを完璧にこなそうとしても、やはり、何かしらの漏れは出るものなのです。

しかも、説明には、相手がいます。相手の理解力・解釈力もまた、まちまちなのです。最高の理解力を持っている人でも、たぶん100%ではないでしょう。
単純に計算しても、70%の説明力と70%の理解力の間に起こるコミュニケーションの成果は、49%なのです。
つまり、半分は、理解されないか、誤解されているのです。

だから、会議に限らずですが、こういう説明の機会があったときは、「質問をしやすい空気」を作ることが会議進行役の重要な仕事のひとつなのです。

さて、質問をした店長は、マネジャーがやり直した2回目の説明で、必要なポイントは理解出来たのでしょうか?
会議もまた、本気で相手の立場に立って行わないと、意味がありませんよね。

「相手軸!相手軸!」


いつもお読み頂きありがとうございます。
ブログランキングに参加しています。こちらのアイコンをクリックして応援よろしくお願いします!
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
※クリックして人気ブログランキングへ


人材・教育業 ブログランキングへ


■松下雅憲の著書について詳しくお知りになりたい方はこちらの画像をクリック!

■松下雅憲への「コンサルティング依頼」「講演・セミナー・研修依頼」についてはの公式ホームページへどうぞ

 |  コラム一覧 | 

このコラムに類似したコラム

新人店長は「自分への期待の決め手」を理解しよう 松下 雅憲 - 店長育成・販売促進ナビゲーター(2014/02/02 06:53)

新人店長は「ひとり」で経営してはならない 松下 雅憲 - 店長育成・販売促進ナビゲーター(2014/01/16 08:00)

新人店長は「スタッフの返事」で気持ちを探ろう 松下 雅憲 - 店長育成・販売促進ナビゲーター(2013/12/22 06:46)

新人店長は「あなたが必要だ」とはっきりと言おう 松下 雅憲 - 店長育成・販売促進ナビゲーター(2013/12/19 06:43)

スーパーバイザーの仕事は「転ばぬ先の杖」なのです 松下 雅憲 - 店長育成・販売促進ナビゲーター(2013/09/11 06:35)