7月第3週の株価指数騰落、主要株価指数上昇件数、円換算株価指数、国債利回り円換算主要商品先物価格 - お金と資産の運用全般 - 専門家プロファイル

吉野 充巨
オフィスマイエフ・ピー 代表
東京都
ファイナンシャルプランナー

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対象:お金と資産の運用

柴垣 和哉
(ファイナンシャルプランナー)

閲覧数順 2024年04月19日更新

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7月第3週の株価指数騰落、主要株価指数上昇件数、円換算株価指数、国債利回り円換算主要商品先物価格

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7月19日(現地時間)、第3週の主要な市場の動きを掲載します。

今週からグローバルな株価指数の騰落を掲載します。取り上げているのは、38指数です。日本市場、最終日に日経平均が200円以上も下げるなど、騰落の激しい週でした。
中国の景気鈍化やQE3縮小懸念で新興国から資金が逃げ出すなど、株価への悪影響材料もある中、米国のNYダウは史上最高値を更新しています。

※主要株価指数上昇件数
2013年7月12日~19日は、週間で65.4%を記録するなど、全体的には上昇する指数が多い週になりました。延べで110指数÷168指数×100≒65.4%です。7月16日と7月19日の落ち込みが印象に残る週でしたが、アジア、オセアニアは延べ45/69指数、ヨーロッパは34/59指数、米州は26/40指数など50%超えの日が上回っています。

VIX(恐怖)指数は、12日の13.84から、19日には12.54まで下がり、市場は落ち着きを取り戻したようです。
注) 通常は10~20の範囲とされています。

付表にあるように、19日の値動きは小幅で、目立つのは日本市場の下落と、上海総合、台湾加権など極東諸国の株価の低下です。

130719主要株価指数上昇件数

※株価指数週間騰落
先週に引き続き、株価指数の騰落をグラフで掲載します。一週間で見ると全体的な騰落は小幅なのが良く解ります。週の中で上昇・下落を2階繰り返しましたので、先物などで運用するヘッジファンドは利益を上げたのではないでしょうか。
目立った上昇は、先進国グループでは、イタリアFTSE MIBが4.49%上昇、新興国グループでは、アルゼンチンメルパル指数が5.69%上昇、マレーシア総合指数が5.43%上昇しています。上昇・下落幅が1%未満の指数が21指数もあります。
なお、世界株指数とエマージング株価指数はともに小幅上昇です。ヨーロッパの主要企業の騰落を測るSTOXX600も小幅上昇しました。

130719週間株価指数騰落率

※為替換算株価指数.
7月19日、前週末よりも円安に振れています。このため、日経平均とTOPIXは指数では上昇しましたが、ドル換算では下落しています。また、ナスダックとスイスSMIは指数は下落しましたが、円換算で上昇しています。

為替換算主要株価指数

※主要10年国債利回り=長期金利
ブラジルの10年国債の利回りが取れなくなりましたので、9年国債の利回りを代用します。
今週の国債利回りは軒並み低下(価格は上昇)しています。株価が不安定になると債券を買う動きが現れます。

130719主要国債利回り

※為替換算商品先物価格
7月19日のNY、原油価格は1年4か月ぶりの高値です。商品の面からも米国の景気回復が十超です、NY原油価格とICE北海ブレントの価格がほぼ並びました。世界の指標としてのWTIスポット価格の復活と考えています。愈々米国の産油国復活の始まりととらえています。
NYの金価格が徐々に1,300ドル台に近づいています。が、1,300ドル超えの見通しは不確実です。
日経商品先物17種、4週連続で上昇していますが、ドル換算では下落しています。

13071為替換算主要商品先物価格

各情報は、著者自身の投資に関する必要性と一般投資家への情報提供を目的に掲載しています。
・株価指数の上昇件数の情報は市場の方向性と国別のばらつきの確認。
・為替換算株価指数は、指数での騰落ではなく、円での騰落を認識するため、
・主要国債利回りは経済の方向性の確認(景気が良くなっているのか悪化しているのか)
・為替換算商品先物指数は生活者としての物価動向の確認
を目的としています。

※主要株価指数の国別・地域別は
・アジア・オセアニア:11ヶ国1地域15指数
日本4指数、香港、中国、韓国、台湾、オーストラリア、ニュージーランド、インドネシア、マレーシア、シンガポール、インド、タイは各1指数です。
・欧州:12ヶ国12指数
英国、ドイツ、フランス、スイス、オーストリア、イタリア、ノルウェー、スウェーデン、オランダ、スペイン、ロシア
・米州:5ヶ国8指数
アメリカ4指数、カナダ、メキシコ、ブラジル、アルゼンチン各1指数
・先進国と新興国の指数比較は23指数/12指数です。

※VIX指数
VIX指数とはシカゴ・オプション取引所が作り出した「ボラティリティ・インデックス」の略称です。指数はS&P500を対象としたオプション取引の値動きを基に算出されています。VIX(恐怖)指数は投資家の心理を示すものとして利用されています。
通常は10~20の範囲とされています。サブプライム問題などが発生すると指数は20を超えて上昇します。

本データは、原則 市場営業日の翌日に更新します。

数値などはできるだけ原資料を提供している市場・メディア等のHPを活用しています。・
主要株価指数の内、世界株式と新興国株価は日々の捕捉が小生には難しいため、私が所有するVanguard Total World Stock Index ETF (VT)とiShares MSCI Emerging Markets Index で代用しています。
為替レートは、原則表示当日夜間(21時~24時ごろ)のMSNマネー為替欄の数値を使用しています

☆ご相談は根拠の明示及び実証データをもとにご説明します。
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文責
独立系顧問料アドバイザー(商品を販売しないアドバイスの専門家)
FP学会 会員 吉野充巨

主な保有資格
ファイナンシャル・プランナー:日本FP協会認定CFP(R)
一級ファイナンシャル・プランニング技能士
宅地建物取引主任者
ロングステイ財団登録ロングステイアドバイザー&登録講師

独立系顧問料制アドバイザーの紹介
http://profile.allabout.co.jp/w/c-64005/
http://mbp-tokyo.com/officemyfp/column/12298/
http://www.officemyfp.com/komonryouseiadviser.htm

『このコラム又は回答は、投資判断の参考となります情報の提供を目的としたものであり、有価証券の取引その他の取引の勧誘を目的としたものではありません。
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