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閲覧数順 2016年12月09日更新

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旅で好き嫌いをなくそう

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増えるアレルギーに好き嫌い

春(5~6)の修学旅行シーズンも一段落。関係者の皆様はお疲れ様でした。思えば、30年前、私も社会人駆け出しの頃は修旅の営業マンでした。

その頃は思いも及ばなかったことのひとつに子供のアレルギーの多さがあります。万一のことがあれば、当の本人もかわいそうですが、引率者にも責任が及ぶとあって、先生をはじめ、旅行会社や旅館ホテルの皆様も気が気でないでしょう。

何かの生活環境の変化がこうさせてしまってきたのでしょうね。

それはさておき、アレルギーではなく、食べ物の好き嫌いも増えている気がします。旅館の方もおっしゃっていました。お刺身は食べられない、骨のある魚は苦手、野菜は抜いて、等々。好き嫌いをはっきりとおっしゃる方(大人)が増えたと。
もしかしたら、今までは言えなかったのに、近年はご丁寧にも「お嫌いなものがあれば仰って下さい」などと言われることが、余計に輪をかけているのかもしれませんね。

旅で好き嫌いのない子を育てたい

誰でも、苦手なものがあるのは仕方ありません。ただ、ふつう(アレルギーではなく)単なる好き嫌いなら大人になる過程で克服していけるものですが、代わりのものが十分ある現代、その必要もなくなってしまったのでしょう。

となると、好き嫌いをなくす方法はただひとつ。子供の頃に何でも食べる子となることです。

家庭では甘えがあるため限界があります。そこで「旅」の出番。旅こそ「食育」の場であるはずです。

もうすぐ夏休み。好き嫌いの多い大人から子供を離し、甘えのない環境で子供だけを預かる「食育プラン」を作ってみるのはどうでしょう。地魚や新鮮な野菜など、とれたてのものなら子供は必ず「おいしい!」と言うはずです。特にうんと遊ばせた後なら。

旅館ホテルもハンバーグランチやバイキングでごまかしてはいけません。親だって何でも食べる子に育って欲しいに決まっているからです。旅に出る度に好き嫌いが減っていく。そう思ってくれれば、また旅に出てくれるはず。

この夏、好き嫌い撲滅・食育プランを地域で始めませんか!

(井門隆夫の「CS宣言」トラベルニュース6月25日号より)

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株式会社井門観光研究所 代表取締役

旅館業を知りつくした「観光地再生」の仕掛け人

20年の旅行業経験や10年にわたる旅館事業再生の現場を通して得た独自の知見とノウハウを持つ「旅館アナリスト」。「旅館業と地域との連携」や「インバウンド受入推進」等を通じて、新しい時代に対応した「地域の仕組みづくり」の実践を支援しています。

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