- 佐藤 陽
- FPオフィス ケルン
- 千葉県
- ファイナンシャルプランナー
対象:住宅資金・住宅ローン
- 伊藤 誠
- (ファイナンシャルプランナー)
- 伊藤 誠
- (ファイナンシャルプランナー)
梅雨明けと同時に猛暑が続いて、正直なところ体もつらいです。
皆さんはいかがですか?
前回に引続き「住宅建築に大切なもの」というテーマで書かせていただきます。
前回、住宅建築に大切なものは「担当の営業マンです」と書きました。
設計や構造や現場の職人さんの質など大切なものはたくさんありますが、僕が一番に重要なのはやはり営業マンだと思います。
工務店やハウスメーカーによって営業マンの役割は多少違うかもしれません。
家を建てたいと思って住宅展示場などでたまたま出会った営業マンが我が家の担当になることがほとんどです。
そして、その営業マンを窓口に間取りの提案などがされていきますが、会社によって仮申込を受けるまでが営業マンの役割だったり、正式な請負契約をするまでが役割だったり、完成して引渡しをするまで一貫して窓口として役割を果たすなどまちまちです。
一番多いのは引渡しまで窓口をしてくれるパターンではないでしょうか?
家の建築には営業マンだけではなく設計担当、インテリアコーディネーター、現場監督など様々な専門家が関わります。
それ以外にも住宅ローンを組むなら銀行とのやり取りや登記関係で司法書士などのやりとりも発生します。
それぞれの専門家が優秀であれば問題がなさそうですが、いろいろな専門家が関わる家づくりですから必要なタイミングで各専門家を動かす司令塔が必要です。
この司令塔の役割をするのが「担当営業マン」のことが多いです。
司令塔がしっかりしていないと皆さんが打ち合わせの過程で変更した内容が図面に反映されていない、現場に伝わっていない、銀行の手続きが間に合わないなど振り回されることが多くなります。
先日、お客さんから伺った話ですが、こんな出来事がありました。
打ち合わせで変更したはずの内容が工事現場を見に行ったら打ち合わせと違うものが付いている。
間違っていることを営業マンに伝えても「今更、現場も進んでいるので直すのは無理です」などとまともに対応してもらえない。
そんなことは一回ではなく、これまでに何度もあって、打ち合わせ段階では「できます!」といっていたことが後になってから「できません」と言われる。その原因も単に営業マンの伝達ミスにあるらしいことも何回かあるとのこと。
さすがに我慢の限界で会社に苦情を訴えて、現場も一旦止めてもらっているとのことです。
折角の新居なのに我慢を重ねて、正直ストレス以外の何物でもないという心境にまでなってしまっていました。
ただ人間が関わることですから、たまにはミスも起きてしまうかもしれません。
でもそのミスが起きた時に皆さんの立場で対応してくれる営業マンなのかどうなのか?
そもそもそんなミスを防ぐために図面のチェックなども設計担当以上にやってくれる人なのか?
そこまでやる、必要なら会社と戦う営業マンを僕は何名も知っています。
やはりお客様の満足度も高いし、知り合いを紹介してもらえるなど信頼の高さを感じされる人たちです。
そんな意味で住宅建築に大切なのは「営業マン」だと思っています。
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