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伊藤 誠
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閲覧数順 2016年12月04日更新

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8月の住宅ローン金利は(雇用統計から)

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 5日にアメリカの6月の雇用統計が発表されました。失業率は7.6%と横ばいだったものの、非農業部門雇用者数が前月から19万5000人増加し、市場予想の15万5000人増を上回りました。


 アメリカの株価は出口戦略の思惑を巡り乱高下したものの、終値では景気回復を好感する形で上昇して終了。アメリカの長期金利の終値は、1年11ヶ月ぶりに、10年債で前日比0.21%上昇し、2.72%となりました。


 アメリカとの金利差拡大から円安も進行したことから、月曜日の日本の株式市場は上昇して始まりそうです。


 こうなると、日本の長期金利も上昇する展開が予想されます。アメリカの長期金利に引っ張られる形で、日本の長期金利も上昇が予想されることや、日本の株高は長期金利の上昇要因となるからです。


 7月に入り、日本の長期金利の中心レンジは0.8%台後半で推移しており、上記の要因が強まれば、0.9%台を試す展開もありうると見ています。


 なお、10~11日に日銀金融政策決定会合が開かれますが、長期金利を抑制するような具体策は、おそらく何も出てこないでしょう。


 以上を勘案しますと、長期金利に連動する長期固定金利は、8月は上昇が見込まれます。上昇幅は日銀の対応によるところも大きいですが、現時点では0.1~0.2%程度と見ています。

 

沼田 順(CFP(R)認定者・1級FP技能士、宅地建物取引主任者、住宅ローンアドバイザー)

 

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