ゆったり時間が流れる暮しの心地良さ

いつもバイクで通勤なのですが、タイヤがパンクしたので、今朝は電車に乗り途中駅で降り、そこから歩きました。いつもバイクで通る道を歩くと　、　流れる ( 感じる ) 時間が違う　という事に気が付きました。

バイクは、移動が目的。点と点を結ぶ感じ。早く早くと時間が進みます。

歩くと、時間はいやがうえにもゆっくりです。

バイクでは気が付かなかった路地奥の風景を発見したり、

通った事のない道に入ってみたり、

気になる店の細かいところまで見れたり、色や音やにおいや、

いろんな事が入ってきます。

（もちろん時間の余裕があるからですが。。）

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家が数値化しています。

別に悪い事はないし、性能が良いほうがいいとも思います。

でも、なんともうまく言えないのですが、、、

その数値化が目的になった時、家に流れる時間が早くなるような気がしてしまうのです。

いついつまでに何をしておかなければいけない　とか

何か数字に追われるような・・・。

自分の足で気ままに歩き、音・色・におい・雰囲気・昨日と今日の違い・・・

など、たくさんの感じる事がある　ゆっくりな時間　・・・・

それがある家と暮し　が　いいな～　と思います。

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写真は、大規模なリフォーム（リノベーション）をした木造住宅です。

工事中は別のところに引っ越していた施主が、引渡後に戻って数日、

　　あまりの静かさと心地よさで、 

　なにもない部屋でなにもしないで

　虫の声だけ聞いてぼーっとしてました。

と言われました。初秋の頃でした。

ほっとしたのもあるとは思いますが、

「なにも無い」　という事の心地良さを感じられたんだと思います。

「なにも無い」という事は、時間がゆっくり流れている状態のひとつです。

そんな時間が流れる暮しは、、人間の感性を豊にしてくれると思います。

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時間がゆっくり流れたその家

⇒　夫婦と猫の家　木造住宅のリノベーション　：　中野の家R

家が欲しいな

家族で幸せに暮したいな

自分らしく暮したいな

塗り壁と木の家がいいな

上質ないい家が欲しいな

という 「 思い 」 を、いっしょに形にしていきましょう

志田茂建築設計事務所

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