- 金指 善孝
- ひらめきプラス研究所 代表
- 東京都
- 大人の学びコンサルタント
対象:ビジネススキル
こんにちは。
Kindle書籍「1日5分で身に付くデキる人の速読術」の著者金指(かなざし)善孝です。
Amazonレビューを更新いたしました。(ニックネームは「電子書籍学びコンシェルジュ」です)
参考にしていただければ幸いです。
「いつも時間が足りないとため息をついていませんか?」
「1日が30時間ならもっといろいろなことにチャレンジできるだろう」
「1日が30時間ならもっと人生がHappyになるのではないか?」
もしそう考えている方は1日が何時間になってもそのような状態にはなりません。
マインドを変える必要があるのです。
原因は、この本の中で著者がキーワードとして利用している「時間密度」という考え方が欠落しているからです。
つまり、実は今でも人間に与えられた時間は平等ではないのです。
24時間という所与の時間にこの「時間密度」を掛け合わせることによって、
時間はいくらでも可変的な性質に変わるのです。
この本の中では「時間密度」に関して、多角的な説明がなされています。
「時間密度」を私なりに考えてみると私が常にお伝えしている「情報感度力の向上」と
通じるものがあるのではないかと感じました。
「時間」という概念は、主観的なものではなく客観的に捉えてみては如何でしょうか?
「主観的」な視点で考えてみると、できるだけ「時間の無駄を省く」という行動ができるはずです。
しかし、私は必ずしも「効率」だけが時間密度を高めるものではないと思っています。
人生、多少の遠回りも必要です。それが経験となって将来に役立つこともあります。
自分にとって「無駄」か「必要」かの決断を常に下すことが重要なのです。
では、「客観的」な視点で考えみると「如何に単位時間当たりの価値を高められるか?」ということが
重要なのではないでしょうか?
その為には著者のことばを借りれば自分の「能力を識別する」ことが重要なのでしょう。
つまり、「能力」に見合ったことからステップbyステップで行動を起こしていくのです。
著者はこの本の中でいろいろな警告を発していると私は感じました。
その中の二つをご紹介いたします。
#「ブランド」とは積み重ねの結果であり、急いで作るものではない
#何かを生み出すには最大限の時間をかける、つまり考え抜くことによってしか生まれない
という趣旨のこともおっしゃっています。
やはり、ある程度の成果が出るまでには一定の「無駄」も必要なんだと思います。
しかし、結果を意識しながら人の何倍も時間を費やし、そして諦めないマインドによって「結果」は自ずとついてくるのでは
ないでしょうか。
最後に、「よくスケジュールは目一杯入れるな。2割~3割り程度は空白の時間を空けとけ」と言われます。
私にとってちょうど良いタイミングだったのでしょうか。この本を読んでその意味がとっても腑に落ちました。
時間管理(タイムマネジメント)は実はそんなに難しいものではないのではないかと最近考えるようになりました。
「自分がどういう風に生きていきたいのか?」
「どんな人生を過ごしたいのか?」
自分にコミットする力を身につけた上で、少しの時間管理ノウハウとマインドを身につければ、
誰でも時間の使い方は上手くなるものだと実感しています。
この本はkindle書籍なので、価格も安価です。
ページ数も一般書籍の1/3程度です。
もし時間管理に悩んでいるのなら、この本を使って毎日の生活を見つめなおすことをオススメします。
早い人で1週間。少し時間がかかる人でも1ヶ月もあれば自分なりの時間の使い方に気づくことができるでしょう。
時間管理に悩んでいる人にとってはとても参考になる一冊となるでしょう。
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