【人生は分かれ道だらけか?】悩める若者へのレクチャー 5 - 長寿命・200年住宅 - 専門家プロファイル

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閲覧数順 2016年12月09日更新

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【人生は分かれ道だらけか?】悩める若者へのレクチャー 5

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建築的
大学生へ向けてのレクチャーで話したことの続きです。
 
【人生は分かれ道だらけか?】
 
『枠組みの牢獄』から自由になりたければ、
自分がそこからスルリと抜け出れば良いだけです。
 
さっき身の振り方や進路への迷いを、
あなたは口にしましたけど、
 
建築家をしながら、
好きなこだわりスイーツを週末に作って、
欲しいだけのお値段つけてネット通販に出してみたって良いじゃないですか?
 
もうひとりのあなたは、
大工にそそられるなら、今から大学中退して、弟子入りして、
そっからまた違う道だってあるかもしれないでしょう?
 
最後までの道筋なんて、
どれだけよーく考えたって、
今から決められるものじゃないですよ。
 
 
だって私の場合は大学に通ったことが無くて、
高校を卒業してすぐ
アコースティックギターの製作家になろうと、
一旦はそちらの道へ進んだけど、そこで色々嫌な思いして辞めて、
 
建築をはじめたのは、なんとなーくで、
やってるうちに性に合ってることに気がついて
今に至る経歴。
 
そんなんでも、
振り返ってみれば、
いい感じで人生進んできてます。
 
ひとつだけ確実に言えるのは、
自分のエネルギーが湧く方へ向かう、これが一番です。
 
 
-----------------------
 
生きてると要所要所で、
重大な選択を迫られる『分かれ道』があるでしょう?
 
進学するか、就職するか、自分で仕事するか、
彼女と別れるか、続けるか、
とか色々。
 
選択肢がいくつかあって、
そのひとつを選ぶと、
やがてまたその先にも分かれ道があるはずから、
それも想定して…
 
って将棋のように何手先、
何十通りを読んでみて、
どれが最善か、と悩む。
 
 
でもさ、ちょっと後ろを振り返ってみてごらん、
今までの人生でも、
過去に、選択で悩んだ分かれ道地点があったわけでしょう?
 
そのとき何と何を比較して迷ってたか、
覚えてる?
 
最善の選択をしたのかな?
その結果はどうなった?
 
 
じつはさ…、
「なるようになった」
だけじゃない?
 
 
------------------------
 
悩みというのは、
未来は予測できないものだから、
苦しいワケだけど、
 
「もしあのとき、アッチを選んでたら…」
の先にあったはずのアッチの未来を、
じゃあ、今ならイメージできる?
 
たとえば進路で迷った時があったでしょう?
難しいかな?
…だって今となっては未来のことじゃないよ。
現在と同じ時間に存在していた可能性のある、
今日のことだよ。
 
うん、たぶん、
イメージできないでしょ。
 
ということはさ、
そのとき迷った『アッチの未来』という道は、
『そもそも無かった』んじゃないかな?
 
 
じつはさ、選んだようで選べてないし、
分かれ道だらけだったようで、振り返ってみれば、
一本道じゃない?
「なるようになった」だけじゃない?
 
 
------------------------
 
 
私もね、いまだに迷ったときには
「あぁああああ、タイムマシーンで未来をカンニングしてきたい!」
と思うことがあります。
 
 
でもね、分かれ道で、いちばん左側を選んだつもりでも、
進むに連れてグイーンと曲がって、
もとへ戻ってきちゃったり、
 
この日、この時間、この場所になんて、
絶対に来るはずはなかったところへ、
何度も偶然が重なって、
 
「あれれ?あれれ?」って感じで、
連れてこられちゃってたり。
 
そういうヘンなこと、時々ない?
 
 
国や宗教で呼び方は違えど、
縁とか、必然とか、因・果とか、運命とか、
同じようなことを指す言葉がある。
 
ってことは、そういう抗えない『何か』が
あるんじゃないかな。
 
 
たとえば「どうしてこの人を選んで結婚した?」って訊いてみれば、
大抵の人が
「選んだっていうか…、まあ、なんていうか、そういうことになった」
って答えるよ。
 
選んじゃいなかった。そんなもんです。
 
だとすれば、人生の一大事だろうが、
どの道を行くかで、ビクビク悩むのはムダだよね。
 
 
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アップルを作って、追い出されて、返り咲いて、
という人生を歩んだステーブジョブスが、
いいこと言ってました。
 
 未来を見据えて、点と点の繋がりは予測できません
 あとで振り返って 点の繋がりに気付くのです
 今やってることが
 どこかに繋がると 信じてください
 
私も実感として、まさにこの通りだと思う。
 
 
あなたも、10年くらい親の手を離れた自分の人生を歩んで、
振り返ってみれば「ホントだ!」って思うはずですよ。
でも動く歩道みたいな、乗っかってるだけの10年じゃダメです。
 
ジョブスのこのスピーチはどこを切っても名言だらけ、
人類の遺産級ですから、全部見てください。
 
スティーブ・ジョブス 伝説のスピーチ(日本語字幕)
http://www.youtube.com/watch?v=RWsFs6yTiGQ

 
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人生は、分かれ道だらけのようで、
振り返ってみれば、いつも一本道です。
だから、目の前にある道を、
どれでもいい、ただ行くしかない。
 
行けば行ったで、その先にはいくらでも障害があって、
「えー、またかよー!」って言いながら、
七転八倒させられながら、クリアしてくしかない。
 
 
今までの私の体験で実感していることで、
しかも、
 
どうやらこのパターンが死ぬまで続くのだな、
と最近薄々気がつきはじめたところです。
 
 
人生には、スゴロクのような『アガリ』がない。
生きてる限り、ラクにはならない。
 
 
(話しは「じゃぁなにをやって生きてこうか?」
ってところへ繋がります…)

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