「あなたは、何がしたくてここで働きたいと思いましたか?」
店舗でアルバイトを募集すると、色々な方が応募に来られます。店長は、その中から「自分達のチームの一員として一緒に働ける仲間」を採用しなくてはなりません。決して、誰でもよいわけではないのです。
スタッフの絶対数が不足しているから・・・
スケジュールが埋まらないから・・・
そういう事情はあるでしょう。しかし、ここで「誰でも良い」と考えて採用するのと「共感出来る人&共感してくれる人」を採用するのとでは、その後のエネルギーは10倍もいや100倍も違って来るのです。
自分中心タイプなどの協調性のない人や、お客様に対する感謝の気持ちを持てない人は必ず後でトラブルを起こします。スタッフとのいざこざ、お客様からのクレーム・・・店舗で起こる多くのトラブルのほとんどは、採用の時点で始まっているのです。
だから、採用基準については絶対に妥協してはいけません。
あなたが考える店舗作りは「お客様に満足して頂き、また来たいと思えるお店作り」のはずです。(と言うかそう言う方がこのブログを読まれていると、勝手に解釈しております(笑))
あなたが考える理想のお店作りに、面接時点で共感を持てない人には、あなたも共感出来ないはずなのです。けれど採用してしまう・・・そろそろ、目を覚ましましょう。本気で、お互いに共感出来る人だけがチームメンバーだったら・・・今抱えているトラブルの多くは発生しなかったはずです。
では、今いる人で「お互いに共感出来ない」人がいる場合はどうしましょうか?
自分が異動してきたお店がそんな店だったらどうしましょうか?
異動してきた店長がそんな店長だったらどうしましょうか?
まずは話し合って下さい。共感出来ないときは、その多くの場合は「コミュニケーション不足」です。
「勝手に相手の考えを決めつけている」のです。
「この人はこう考えているに違いない!」
「この人はこういう人だ!」
「この人には自分は必要ないんだ・・・」
「この人には自分は嫌われている・・・」
よほど楽観的で脳天気な性格では無い限り、多くの人は「相手が悪い様に考えている」と思ってしまうようです。
でも、それは相手には確認していないのです。
「あなたのことは必要ない」
「あなたのことは嫌いです」
こう言われたら、、、、仕方ないですね~しっぽ巻いてすごすご立ち去るか・・・全力で反撃するしかありません。
しかし、実際にはそう言うことを言われることはまず無いのです。
だってね・・・実は、相手も同じようなことを考えているんですよ。
相手も不安なのです。不安と不安がぶつかるから、悪い結果に繋がっていくのです。
最初の質問「あなたは何がしたくてここで働きたいと思いましたか?」
この質問は、新人だけでなく、今いるスタッフにも是非聴いて下さい。
あなたが目指す最高のお店を作っていくメンバーは、この質問について、笑顔で答えてくれるはずです。
「私は、毎日最高の笑顔で働くこの店のスタッフとして、仲間と一緒にお客様に楽しんで頂き、喜んで頂きたいと思っています。」
いつもお読み頂きありがとうございます。
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