先日、学生時代からの気のおけない友人と話をしていたところ、きっかけは忘れたのですが、内容が下ネタになりました。
どの街でも店に入ればお洒落感が漂う「スターバックス」の午後3時。
隣にはパソコンを見ながら打ち合わせされるサラリーマンの方がいましたが、そんなことはお構いなくしゃべってしまう・・・
アラフォーの怖いところです(笑)。
友人曰く、自身の夫婦生活を
「うちはさぁ、もう仙人みたいな感じだから」
と繰り返していました。
「仙人みたいだから」って言い方、「セックスレス」をオブラートに包んでいて上手い言い方だなー、と思いながら話はどんどんエスカレートしていきました。
ただ、全部はとてもコラムに書けない内容ですので割愛します・・・
さて、帰りの電車内で、スマホでネットニュースを見ていたところ
「大久保佳代子ブレイクの秘密」
といったようなタイトルの記事があり、そこに、最近飛躍的な活躍を見せている大久保佳代子さんの魅力がこんな風に書かれていたのです。(内容抜粋)
「彼女のすごいところは、ブスと下ネタをクールに使い分けているところ。
以前は【ブスが下ネタを話すと下品】という印象が拭えなかったが、彼女はそこを見事に払拭し、35歳~45歳といった人口率が一番高い年代の女性支持を集めている」
なるほど・・・感心してしまいました。
大久保佳代子さんの魅力もさることながら、その記事を書かれた記者の分析力にです!
確かに、大久保佳代子さんは決して美人とは言えません。
そしてかなりキワどい発言や仕草をされたりします。
でも、なぜか下品にならないんですよね。
でもなぜ下品と感じないのだろう・・・その記事を読んでからずっと考えていました。
そして、私が出した分析は、以下の2つです。
・大久保佳代子さんにはリアルでの恋愛ゴシップがない
・話は男女のセックスネタどまりで、そこから結婚、家庭ネタに踏み込まない
例えば同じことを言っても、友近さんの場合はやはり「なだぎ武」さんが浮かんでしまいます。
大久保さんにも「結婚したい」「彼氏欲しい」といった発言はありますが、結婚前の神田うのさんのように「年収は○○以上がいい」とか「子供は○歳までに産みたい」とかといったところには踏み込まない。
つまり、大久保佳代子さんは私生活がリアルに見えないし、リアルに語らないから、エロを感じないのです。
これが大久保佳代子さんが下ネタトークをしても下品にならず、同性から支持される大きな要因ではないかと。
女性は下ネタトークにリアル感があると、引いてしまうんですよね。
「セックスレス」を「仙人みたいな生活」と言い換えるユーモア。
リアルな私生活を封印することで開花させた芸人としてのキャラ。
アラフォー女子のエロトークの技も捨てたもんじゃないぞ!と思った夜でした。
同じ歳の大久保佳代子さん、これからも応援しています。
大久保さんを好きな理由はもう1つあるのですが、私的過ぎる内容ですので、のち程ブログで書いてみたいと思います。
http://ameblo.jp/r-kohinata (ブログ)
このコラムの執筆専門家
- 小日向 るり子
- (東京都 / 心理カウンセラー)
- フィールマインド 代表カウンセラー
感情を否定せず、まず寄り添うこと、を理念としています。
会社員時代にボランティアで始めた電話相談員がカウンセラーとしての原点。退職後にカウンセラー資格取得。その後労働局にてハラスメント相談員を経て現職。相談内容を特化せずどんな言葉でも【聴く】ことに焦点をあてたカウンセリングを行っています。
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