社内でできなければ社外でもできない『報告・連絡・相談』 - 組織改善・風土改革 - 専門家プロファイル

福岡 浩
有限会社業務改善創研 代表取締役 業務改善コンサルタント
神奈川県
経営コンサルタント

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対象:人事労務・組織

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社内でできなければ社外でもできない『報告・連絡・相談』

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一年半前に、ある金融機関の友人に融資部署の担当者S氏を紹介してもらい、介護事業を起業するために銀行融資を検討していた介護サービス会社の経営者を引き合わせました。この融資案件は滞りなく話がまとまりましたが、一年後に担当がS氏からN氏に引き継がれました。

その後、新たなに介護事業を展開する別の会社の融資案件をN氏に紹介したところ、しばらく経っても進捗状況は一度も報告がなく、2週間が過ぎました。介護事業会社からは融資金額も決まり、事業の立ち上げが予定通り進行している旨の連絡はあったものの、N氏からは融資が決定した後も連絡がありません。

さて、ここで私はその金融機関の副支店長に電話をしました。「貴行のN氏に融資先をご紹介したが、その後どうなったか、報告もなければ、お礼の一報もないのはどういうことでしょうか。」と聞いてみました。副支店長は恐縮して、「すぐにお調べして私からご報告いたします。」と言って、電話を切りました。数時間後に副支店長から連絡があり、「ご紹介いただいた会社様の件は、お陰さまでお話が進んでおり、融資金額もご要望に近い数字で決まったようです。このたびは、担当のNからご紹介者である福岡様にご報告をしていなかったことは、大変申し訳なく思います。・・・・今後このようなことがないように、Nにはきつく申し伝えました。」と。

職場に「報・連・相」が必要だということは、ビジネス関連の本には必ずと言っていいほど書いてありますが、実際のビジネス現場では、十分に浸透していないのでしょうか。

上記の例は、職場内の連絡、相談、報告が不十分であることに加えて、対外的な連絡や報告ができていませんでした。さらにお客を紹介してもらいながら、お礼の一言もないのは、ビジネスマナーに反するものです。

気になるのは、この副支店長さんが今後このようなことがないように具体的にどのような改善策を徹底するのか、それを聞いてみたかったと思います。本来なら、私に謝罪すると同時に、私の苦情に対して、その改善策を説明する必要があります。

当たり前のことですが、社内、部署部門内の報告、連絡、相談の仕組みがしっかりしていれば、社外の関係者にも同様の仕組みが機能するはずです。また、そうでなければ顧客や取引先、協力会社などとの信頼関係が築けなくなる恐れがあります。

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