「相手軸な物語人」④拙著の読書感想を頂きました(その19) - 各種の人材育成 - 専門家プロファイル

松下 雅憲
株式会社PEOPLE&PLACE(ピープルアンドプレイス) 代表取締役
東京都
店長育成・販売促進ナビゲーター

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対象:人材育成

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「相手軸な物語人」④拙著の読書感想を頂きました(その19)

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『経営者は、現場に対して矛盾した言い方をせずに、はっきりと「お客様の立場に立ちきれ」と言えばいいのです。』という言葉も物凄く印象的でした!経営者をリーダーと置き換え、現場を部下と置き換えてみると・・・。

「『競合店に負けない店長』がしているシンプルな習慣」の中身を引用して拙著をご紹介頂いたのは、拙著を330冊もお買い上げいただき、「物語人必読の書」として全店長の配付していただいた、物語コーポレーションの元気な若き幹部です。

今日のブログは、昨日に引き続き、この若き幹部が全店舗に送られた社内メールの後半をご紹介します。

※前号の途中からご紹介します

ただ、改めてその当時を振り返って見ると、顧客の声を聞いてはいたものの、『聴いていたか?』と問われるとNOと答えざるを得ないと反省しています。特に「お店の社員」という顧客に対してAMである私は、業績会議や毎月の臨店、2番手会議、3rd研修などにおいて話を聞いたりしていましたが、こちらの想いを伝える・思想を伝える事ばかりになってしまっていたと反省しました。

それはそれで当時は重要な事でしたし、それによって新たな成果も生まれていたので、後悔なんて全くしていませんけど、でも、聴いていなかったですね。その多くが自分軸にあったと思います。もちろん当時のチームの皆は自分の成長を願っていたと思います。ただ、彼・彼女たち自身が本当に身に付けたい能力だと自覚・理解していたか?それを私が気付かせてあげる事が出来ていたか?と問われると疑問が残ります。この前提となる部分をやる事そのものが重要なのであり、それをやる為に「相手軸思考」というこの本の主題に行き着くわけです。

ただ、改めて今の営業企画部というチームのみんなに対して、お店のみんなに対して、何をしなければならないのかは読後にクリアになりました。

私にとっては、他にも沢山示唆を与えてくれた言葉はありますが、この2つの言葉が非常に心に残ったわけです。
私からするとこの本は、私の「改善したいと私自身が願っているテーマ」を様々な角度から、事例を交えて、一貫して教えてくださっているという気持ちになります。
 
例え今「相手軸」に立てていない自分が居たとしても肯定してくれています。「だったらあなたはこれからどうしたい?こうしてみたら?」と誘ってくれていると感じます。読み手が、自分で自分の課題に気付くように様々な視点で考え方・ヒントを与えてくれていると思います。そして、読み手自身の力で、読み手自身の壁を乗り越えられる力を磨かせようとコーチングしてくれています。

コーチングという考え方・メソッドは、画一的な人間を作る事は目指さないものです。コーチングされる側の能力を可能な限り引き出して、それによって課題解決を図ったりスキル向上を狙うものです。『個』を最も重要視する我々物語ファミリーにとって必要不可欠なスキル・考え方だとも思います。そういう意味でもこの本は、勉強になりました。私にとっては【傾聴のスキル向上】は改めて取り組みたいと強く決意しました。  

他にも印象深い話としては、78Pに登場するうどんチェーンの店長さんのちょっとしたアクション。居酒屋甲子園で有名な「寅゛衛門」を運営するジャパン興業さんにおける1秒ルールというものは有名な話ですし、通じる物がありますね。

また、
『経営者は、現場に対して矛盾した言い方をせずに、はっきりと「お客様の立場に立ちきれ」と言えばいいのです。』
という言葉も物凄く印象的でした!経営者をリーダーと置き換え、現場を部下と置き換えてみると・・・。

と、長々恥ずかしながらも自分の体験談を交えてしまいましたが、加治幸夫オススメ本のこの本。私も僭越ながらオススメさせていただきます(笑)
ちなみに郵送させていただいた中に入っている、物語ファミリー一人ひとりに向けられた加治さんからのメッセージもあわせてお読み下さい。

繁忙期真っ只中に大変恐縮な気持ちはありますが、読んでみると沢山の発見があります。
そして、沢山の【物語ファミリー】からの感想を聞かせてください。

この繁忙期にご来店いただけているお客様が、何故自分たちのお店にこんなに来てくださるのかを知りたい方も。
連勤が続くスタッフが何故頑張ってくれているのかを知りたい方も。私は一気に3時間かからず読み終えることが出来ました。睡眠時間を削って欲しいとは思いませんが、でも読んでみて欲しいと思ってます!

それでは皆様、気温の変化が激しいこの季節。
体調管理にはくれぐれも気をつけてくださいませ!

長文・乱文、失礼しました!

(以上、原文のまま)

本当に、ありがとうございました。
このメールメッセージをキッカケに、「『競合店に負けない店長』がしているシンプルな習慣」をより深く読まれた店長様達が、本気で相手軸に立ち、更に素敵なお店を作られて行くことを心から願っております。
ありがとうございました。


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