今後は価格設定がますます難しく - 独立開業全般 - 専門家プロファイル

中山おさひろ
東京都
起業コンサルタント

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閲覧数順 2016年12月02日更新

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今後は価格設定がますます難しく

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 今は、わたしが関わっている企業経営者の多くが、価格設定で悩んでいます。アベノミクスによって円安に振れましたが、輸入物価の上昇によって商品の仕入れ値が上がったことが原因です。特に食品や、製造素材の価格は影響が大きく、どの時点で価格に転嫁するかが悩みです。

 円相場が80円でビジネスした会社にとって、為替が100円になると25%の上昇になります。もし10%を商品に転嫁するにしても、お客さんの反応が心配です。今の時代、パンが高くなるなら、米にするといった具合に代替品はいくらでもあります。

 起業する場合、開業する前から価格設定をどうするか、悩むことになります。元々がお客さんに知られていない開業当初は、そうそうお客さんは来てくれません。それでも来店客が少ないのは、価格が高いせいではないかと思いがちです。そこで価格設定に関して考えてみましょう。

 一般に起業する人が採用しやすい価格設定は、周辺同業者の販売価格を参考にした設定です。競合店価格に大きな影響を受けた設定方法で、新規開業した起業家にとっては、最も思いつきやすい価格です。この場合、既存店より安い価格を設定しがちですから、どうしても価格競争になります。

 商品によりましては、競合店の存在を無視して、お客さんから見ていくらなら買ってもらえるか、マーケティングした上での価格設定があります。本来の価格設定は、この方法が王道なのですが、手間がかかったり、ノウハウが必要なところから意外と少ないです。

 他にも、お店都合による価格設定があります。仕入れ値に対して利益幅をプラスして価格を決めます。競合店が扱っていない新商品の場合は、この方法が採用されます。ビジネスに不慣れな起業家もこの方法を採用しがちですが、お客さんの支持を受けるには強力な商品力が必要です。

 複数の商品を扱う場合には、商品ごとに看板商品や金庫番商品といった、お店の事情によって価格を変える方法もあります。今は価格設定がとても難しい時期です。今後、デフレからインフレに切り替わると、価格設定はますます難しくなります。早めに設定の準備をして、後手に回らないようにしましょう。

【一言】
 もし、デフレからインフレに本当に切り替わったら、新たに起業する人にはチャンスと思います。ほとんどの既存経営者は、デフレ経済に10年以上も慣れ親しんでいますから、経営上のミスを相当犯すと思われます。逆に、しっかりインフレの仕組みを学んだ起業家の方が、ミスを減らして思い切った経営ができそうです。起業経営相談はこちらからです

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