- 渡邊 浩滋
- 税理士・司法書士 渡邊浩滋総合事務所 税理士 ファイナンシャルプランナー
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平成25年度の税制改正法に誤りがあったと、先日、財務省からの発表がありました
誤りがあったのは、住宅減税の一つで、
自宅をバリアフリー仕様に改修工事をすると、一定の要件のもとに、
工事費用の10%を所得税額から控除してもらえるという制度
この控除額には、上限があり、平成24年までは15万円の控除でした。
今年の税制改正で、この制度が延長されて、
平成26年3月31日までは、15万円
平成26年4月1日以後は20万円
になるとのことでした。
が、税制改正法の記載ミスで、
平成25年から20万円の控除が受けられるという文言になってしまったとのこと。
これについては、訂正せずに、そのまま適用することになりました。
このようなことは、前代未聞のことで
不注意と言えば、不注意なんですが、
住宅減税の税法(税法全般ですが・・・)は非常に錯綜していて、理解しにくいんです
しかも、税制改正の元の文は、
条文全て記載しているわけではなく、
『第〇条の「・・・」の部分を「△△△」に変える』
というようなものになっており(官報に載ります)、
以前の条文とにらめっこしながら、何が変わったのか読み取る作業をします
これが毎年行われるわけです、、、
このDVDの資料作るのも非常に苦労しました
http://www.bisco24.com/products/detail2969.html
(というか、大綱をもとに作ったので、上記の規定の説明が間違ってることになってしまいました)
ちなみに、
当初の適用が、平成26年4月以降としたのは、消費税が増税になるからです。
住宅ローン控除も平成26年4月から、減税が増えます。
減税が増えるのは、消費税が増税になった方が対象です
今年の9月末までの契約で、消費税が5%のままの方は、
対象ではないので、注意してください
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