- 佐藤 陽
- FPオフィス ケルン
- 千葉県
- ファイナンシャルプランナー
対象:住宅資金・住宅ローン
- 伊藤 誠
- (ファイナンシャルプランナー)
- 伊藤 誠
- (ファイナンシャルプランナー)
新年あけましておめでとうございます。
今年も宜しくお願いします。
今年は蛇年。
蛇は脱皮を繰り返すことから、今年は自分の殻を破りながら新しいことに取り組んでいく姿勢が良いのかもしれません。
私事ですが、年始から新しいビジネスの話も舞い込んできています。今後、どのような展開をするのか、展開できないのかまだ分かりませんが、前例にこだわらず取り組んでいきたいと思います。
さて、昨年から引き続いて、住宅取得費用のうち、火災保険について触れたいと思います。
前回は、同じ木造住宅でも「省令準耐火仕様」にすることで火災保険料が安くできることをお話ししました。今回は加入の仕方の工夫についてです。
「火災保険」という名称から火災に備えるということは容易に分かりますが、実は火災以外の災害でも補償されるということはご存知でしょうか?
火災、落雷、破裂・爆発 といった範囲は昔の火災保険でも補償されていました。
最近の住宅総合保険だと 他に
風災、雹災、雪災、水災、水濡れ、盗難、破汚損
などが補償されます。
この補償範囲は保険会社ごとにどこまで補償するかによって名称は様々ですが、エコノミータイプ、スタンダードタイプのように分けて販売していることがほとんどです。
最近は細かく必要な補償を選べるものも登場しています。
当然、立地によって想定されるリスクは違いますので、必要な補償範囲を選ぶことで無駄な保険料も削減できます。
例えば少し水災について触れると川が近いから水災リスクが高いと連想しがちです。
もちろん間違ってはいませんが、川と自宅の高低差なども考慮すると実は自宅と反対岸の方がリスクが高いなんてこともあります。
逆に川に近くないから水災は心配ないかというと意外とそうではありません。
最近ではゲリラ豪雨など急激な大雨によってマンホールから水が逆流してくることでの都市型水害も発生しています。また、都内や埼玉県を例にとると荒川が決壊した場合にどの辺りまで水が到達するかという水災マップが発表されていますが、意外と遠くまで水が到達することが想定されています。
水災については一度お住いの市役所などで水災ハザードマップが手に入ります。(HPで閲覧できる市もあります)一度、ご自宅のエリアの危険度がどの程度か確認されることもお勧めします。
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