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脳に英語ネットワークが出来た高校生たち - Lyrics Reading

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英語学習方法
4週間かけた、高校生の授業、英語のLyrics Reading/Reciting が終了しました。

Flipping the Classroom、 授業は自分のペースで自宅で受講、ここの教室ではその内容を実際に書いたり、読んだりし、私とパートナーRobert のアドバイス、指導を受ける方式です。
うちの生徒の中にはずいぶん定着し、大きな効果を上げている方法です。
生徒は、このMy Swc Login からログインします。 たくさんのレクチャー(私とRobert が作成)にいつでも何度でもアクセス出来ます。

今回のLyrics Reading では、ビート練習にかなりの生徒がiPhone を活用していました。 学ぶ環境がどんどんスピードを上げて変化していますね。

今回の授業の目的と成果は:

1) 英語の歌詞を分析し、日本語ではなかなか現すことの出来ない英語のEmotionを理解すること。
今回の歌詞は、90年代の曲Strawberry Wine。Coursera のSong Writing のコースで教材として使われていた曲です。

まずは、Who, What, Where, When, Why, How を分析。
Why, How は日本の社会、教育の中で影響を受けている生徒にはかなり難しいです。

Why を考えることもせず、ただ教科書通りのことをテスト用紙に再現する訓練ばかりしている日本の高校生には、まず情景を想像するところからじっくり指導します。

How に至っては、(特に新入生は)お手上げ状態。
副詞、一言でいいから表現してと、促してもなかなか副詞が脳に浮かんできません。

そういえば、日本の学校で使っている英語の教科書の無味乾燥ぶりを思い出しました。 感情や状況を想像させる、実に彩り鮮やかな英語の形容詞、副詞がまず見当たりませんね。 面白くないわけです、学校の英語が。

英語というのは、単に機械的に単語が並べられているものではなく、その奥に人の感情、その場独特の状況、そしてWhyが存在することをじっくり思い知らせる授業です。

 

2) 次に、歌詞に出ている表現を使って自分で文章作り。 歌詞全体の意味から、その表現の本当の意味がわかってないと書けません。

英和辞典の意味は英語で考える脳を破壊するので、使いません。 適切  な意味に出会うことも稀ですしね。 うちの高校クラスでは「英和辞典」禁止(!)です。

で、使うのは英英辞典。 それも自分でまず意味を類推してからのこと。
1番の練習のあとですから、結構簡単に行きました。

ただ、例えば、” ~ caught somewhere between “ というかなりの状況理解と、人間の感情が入る表現には最後までうんうんうなる生徒も結構いましたね。 状況をこと細かく、事例を挙げて説明すると、「あ~~。」とやっと完成。

日常生活の中で、自分で考え行動し、自分で問題をみつけ、解決するというより、周りに何となく合わせている日本の(悪い)習慣の悪影響だと感じました。

 

3) 最後はいよいよ、脳の中に英語の領域のネットワークを強化します。 もっとも、この春入って来た新入生にとっては、まずは新しくニューロンをつなぐ大変な作業になりましたけどね。

歌詞を曲に合わせて歌うのは実は誰でも出来ます。 カラオケのような伴奏に合わせるのも簡単です。 (カラオケでは誰もがシンガーになった気分になれるのはそのためですね。)

ここでの練習は、Strawberry Wine の6/8ビートだけに合わせて歌詞をrecite すること。 歌いません。

母音を声帯からパワーを入れてはっきり発音すること。
その母音を出す出口の発声器官を正確に位置におくこと。
単に音を出す出口に過ぎない子音の発声器官の形を正確にすること。

そして、言語のビート。

日本語は、ひとつひとつの音にひとつひとつのビートが乗る単調な言語です。 そのまま英語を読んでも、まるでお経のように聞こえます。

英語は、どこにストレスが来るかによりそれぞれのビートの長さ、強さを変える言語です。 (ですから歌うことに非常に適していますね。)

しかも、各音を出し始めるタイミングも様々です。
日本語のようにすべて最初のビートからは始まりません。

Front Heavy, Back Heavy とも呼ばれますが、どん!と最初からビートに乗る場合。 一つあるいは半ビート遅れて始める場合、様々です。

しかも、最初の音は子音が来ることがほとんどですが、(例えばFront Heavy の場合でも)最初のビートでは、口の形を作るだけ。 まだ音は出しません。 その口の形をこれ以上保てないタイミングでやっと音が出ます。

例えば、”love”。 “L”の音を出す口の形。 上の歯の付け根に舌を強く押し付け、その舌の両側から出る音です。 日本語のらりるれろとはまったく異なります。

その上の歯に押し付けた舌が準備の空白ビートです。 そのあと、母音の”o”。 口の筋肉はリラックスさせ、声帯からの強い声がそのリラックスした口から出て来ます。

そんな要素をまず練習。
そのあとはビートに英語を乗せます。

 

合格した生徒がずいぶん出ました。 もちろん、まだまだ完成ではありませんが、発声器官を日本語とは違う形で使い始めました。 英語のビートもなかなかのものですえ。

そんな生徒たちの脳のコネクションが変わったのを実感しています。 Speaking のクラスで、どんどん発言始めました。 Reading, TOEFL
などのクラスでも、正面に自信をもって座り、反応し始めました。 脳の英語領域が強化されたこと間違いなしです。

Well done, Kiddo.

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