- 寺岡 孝
- アネシスプランニング株式会社 代表取締役
- 東京都
- お金と住まいの専門家
-
03-6202-7622
対象:住宅資金・住宅ローン
- 伊藤 誠
- (ファイナンシャルプランナー)
- 伊藤 誠
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最近の経済誌では不動産に関する特集記事が多い。
その中で必ず掲載されるのは住宅ローンのこと。
借り方はこうした方がいい、
金利は固定がいい、
金利は低金利では変動がいい、
など、
一般ユーザーを惑わす文言が目立つ。
例えば、A誌。
金利は3年固定で様子見しようと…
こんな事例があった。
3年固定期間中に急きょ金利が下がり、「変動にしたいが出来るか?」
と相談に来られた。
固定期間では他の金利商品には移行できない場合が多い。
この場合、借換して変動金利に変更した。
固定金利では、場合によっては急激な金利変動に対応し難い場合もある。
そうなると、借換で対応するしかない。
しかしながら、その場合には費用もかかるので、デメリットも多い。
一慨に固定でと言っても問題はある。
一方、B誌の場合。
5年間は変動で様子見。
A誌とは全く見解が異なる。
これでは、ユーザーはどう選択したらいいか、ますますわからない。
確かに、変動金利のリスクはあるが、固定商品への切り換えはし易い。
金利上昇局面になれば、即対応することになる。
住宅ローンの組み方はさまざま。
一貫性のある答えはない。
それは個々人の懐事情による。
もちろん、家族構成やライフプランにもよる。
金融機関も消費増税の「駆け込み策略」に参加する。
ユーザーは策略に踊らされず見極めるべきだろう。
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