家作りを成功した人の言葉3 - 新築住宅・注文住宅 - 専門家プロファイル

志田 茂
志田茂建築設計事務所 代表
東京都
建築家

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対象:住宅設計・構造

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家作りを成功した人の言葉3

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これから家をつくる人へ 家作りを成功した人の言葉

 

何気ない普通を、人生のパートナーと好きな人達と感じ合いたい

 

20代ご夫婦の家です。

設計をしている時に 東日本大震災が起こりました。

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今回の地震(2011.3.11)で、私は家を建てる決断をしたときに、たとえば3日でもいいから居心地のよい家で、パートナーと笑いあえたらそれで建てた価値はあると思ったことを思い出しました。

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そして

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朝や昼や夜にふと風を感じたり、

ご飯を食べたり、いろんなことを考えたり、

調子がよくなったり悪くなったり、

そういう日々を人生のパートナーと、同じく人生を一緒に生きてくれる好きな人たちと感じられる瞬間が一回でも二回でもあれば、

それはそれで素敵なことだと思います。

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と言われたのです。

その純粋な気持ちにとても心打たれました。

 

求められる家も

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結構私たちは家は住めたらそれでいいと思う部分が多いです。

でも最低限でいい。

余計なものとかいらないし、作られ(過ぎ)たものにお金はかけたくない。

最低限=贅沢、になれたらベストだし、きっとなれると思います。

それは投げやりでなく前向きに、「ふつーに住めたらそれで充分」ということです。

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欲張る事なく、簡素な暮しを求める若いふたりのために、彼らを守り、温かく包んであげられる家を作りたいと思いました。

そして

明る過ぎず、暗くなく、まるで鳥の巣のような家ができました。

 

⇒ ふたりの小さな棲家  鳥牛之家

 

*新築 密集地の路地奥の土地 西向き 土地7.6坪 延べ16坪 木造2階

 

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家族が笑い合い、自分らしく、丁度よく暮せる家の話をしませんか。

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