賢い間取り ~ホール・廊下編~ - 新築住宅・注文住宅 - 専門家プロファイル

松岡在丸とハウジング・ワールド 
東京都
建築プロデューサー
03-5325-4470
※お電話の際は「"プロファイル"を見た」とお伝え下さい。

注目の専門家コラムランキングRSS

対象:住宅設計・構造

専門家の皆様へ 専門家プロファイルでは、さまざまなジャンルの専門家を募集しています。
出展をご検討の方はお気軽にご請求ください。

賢い間取り ~ホール・廊下編~

- good

  1. 住宅・不動産
  2. 住宅設計・構造
  3. 新築住宅・注文住宅

日本の住宅で、特に問題だと思うポイントの一つが、廊下や、階段上のホールなど、「通路」として使われるパブリックスペース。

一日のうちで一番使われることが少なく(通る時しか使わない)、風通しも日当たりも悪いこの空間。果たして必要でしょうか

 

海外の住宅を見てみると、「暗いホール」というのはほとんどありません。階段も吹き抜け状態になっており、階段上のホールはある程度広くて明るいのです。

日本は土地が狭く、どうしてもスペースを確保することが難しくなりますから、できるだけ部屋を広く、明るくしたい。窓は部屋に設けたいので、廊下やホールは犠牲になりがち

 

私が推奨する間取りは、いっそのこと、通路にしかならないスペースを無くしてしまうことです。

 

例えば、玄関を入って靴を脱ぎ、玄関ホールに上がります。そこから廊下や、リビング・ダイニングへのドアがあります。果たして、本当に玄関ホールは必要でしょうか? 玄関先に来た宅配のお兄さんに中を見られたくないのであれば、パーティションなどの「衝立(ついたて)」が一枚あればいいだけ。その分、スペースをLDKに吸収させた方が、広くて開放的な空間を造れます。

 

先日も間取り相談の問い合わせがありましたが、二階の階段上のホールが暗く、しかも空気の流れが悪いという事例でした。

これでは、二階の子供部屋と一階のリビングやダイニングとの間に、『暗い壁』が存在しているかのようです。

 

リビングに階段を設け、そして階段も含めて階段上のスペースまでをリビングの延長のような使い方のイメージを描ける間取りにすることで、暗くて無駄なスペースを省き、その分、有意義なスペース活用ができるのです。

 

廊下やホールが無い家、一度住んでみると自然体になります。多くの方は廊下やホールがあるのが当たり前と思っていますが、意外とそうではありません。無くても、案外快適なものなんです。

ですから、日本の常識で家を建てることに固執してしまってはいい家は出来なのです。

 |  コラム一覧 | 

カテゴリ このコラムの執筆専門家

(東京都 / 建築プロデューサー)
松岡在丸とハウジング・ワールド 

平均年収の方でも建てられる100年住宅を

高級輸入住宅の敏腕営業担当として『ツーバイフォーの鬼』と呼ばれる営業成績を残しつつも、必ずしも家が大切に残されないことや幸せに直結しないことに疑問を抱き、独立後、十数回にも及ぶ欧米住宅研究旅行を実施。国産無垢材ティンバーの大空間を実現。

03-5325-4470
※お電話の際は「"プロファイル"を見た」とお伝え下さい。

このコラムに類似したコラム

リブ格子天井の家 成城学園K-HOUSE足場がとれました 栗原 守 - 建築家(2016/08/09 15:16)

キッチンから見たアングル 松永 隆文 - 建築家(2016/02/01 10:15)

賢い間取り ~トイレ編~ 松岡 在丸 - 建築プロデューサー(2013/03/29 10:00)

子供部屋とサブリビング 福味 健治 - 建築家(2012/11/12 08:28)

玄関空間(・・・とドラえもん) 奥山 裕生 - 建築家(2011/06/17 10:07)