- 小坂 淳
- 株式会社環
- 東京都
- ウェブ解析士マスター
対象:Webマーケティング
- 森 美明
- (Webデザイナー)
- 和久井 海十
- (ITコンサルタント)
「経営者よ、広告代理店に“カモ”られるな!」という加藤公一レオさんが
日経ビジネスで書かれたコラムが非常に参考になるので紹介します。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/opinion/20130419/246959/
その中で私が特に記憶に残った部分を抜粋(多いですが)
備忘録的に記載します。
<<以下全てコラムからの引用です>>
・私は今まで何千人という広告マンに会ってきたが、そもそも広告代理店の社員の90%以上は“広告”の仕事を「販売業」だとは考えていない。デザイナーのほとんどは「アート」だと考え、CMプランナーのほとんどは「エンタメ」だと考え、営業のほとんどは「クリエイティブな広告」に憧れている(笑)。
・広告自身が「絵画」だと勘違いしているアマチュア広告マンは多い。
・広告の費用対効果を最大化するために、クリエイティブからCRMまでの『泥臭いソリューション提案』をもってくる広告マンに依頼するべし!
・「ソーシャル」「アトリビューション」「DSP」「ビッグデータ」「エンゲージメント」などなどの最新バズワードを連呼する広告代理店に依頼するな。
・あなたの会社の投資のROIに向けて運用する証券会社の「ファンドマネージャー」のような広告代理店に依頼しよう。
・あなたの会社を大きく成長させて「自分で自分の広告費を作ろうとする」広告代理店に依頼しよう。
・広告マンとして営業成績を上げるために発注をもらいたくても、「広告主のためを思って、あえて売らない判断をする」広告マンは信用できる。
・ただし、広告の質は関わっている人数に反比例する。
・広告費の一番の無駄遣いは、目標を具体化しないことである。
・広告マンに一番必要な能力は広告主が投資するお金の重さを分かっていることだ。
・マージンを「成功報酬で」と聞いてみる
・会社よりも担当者で選定すること。
・「○」= 小学生でもわかるような“シンプルな企画”だとそれは「効果あり(本物)」。
・広告代理店から提案される企画書が、あなたの会社だけに完全にカスタマイズされたものは、ほとんどの場合効果がない。
・広告代理店から出された提案の最終判断者は「あなた1人」にしよう。
・あなたの感性も広告代理店のクリエイティブディレクターの感性も信じるな。
・枠売り広告マンに価値は無い。
・媒体コストを抑えたければ、欲張らず「1社の広告代理店に任せる」べき。
・でも別にネットだろうがオフラインだろうが関係なく、「効率が良いメディアが一番」なのだ。
・御社の広告関係部署や広告代理店に“広告の費用対効果(ROI)を本気で最大化”する意思や能力が無ければ、その“広告予算”を「社員のボーナス」に回すべきだ。
・企業の決算が1年であるように、広告の決算も年単位にすると、より正確に“効果”を把握できるのである。
・広告において、広告代理店に対して「媒体」を値切るのはまだいいが、「クリエイティブ」を値切ってはいけない。
・信頼できる相手を見つけたら「競合コンペ」はやめろ
<<以上引用>>
これは広告代理店に依頼する場合だけではなく、
普通に弊社のような会社がビジネスをする場合にも
参考になるなあと非常に感じます。
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