- 本山nackeyナオト
- SMDボーカル教室 川口本校 代表取締役
- 埼玉県
- 音楽講師 音楽プロデューサー トレーナー
対象:ボーカルレッスン
- うえむらかをる
- (音楽家)
- 本山nackeyナオト
- (音楽講師 音楽プロデューサー トレーナー)
先日からVTR撮ったり~
打ち合わせしたり~
RECしたり~
確定申告近いし~
で忙しい。。おっと違った「充実」してる
本山で~す。。
ボーカリストが耳を鍛える方法ですが
具体的には「音楽をたくさん聴く」ことです。
音楽は言葉と同じなのですよ。
例えば海外に行って、なが~く暮らしていけばそこの言葉おぼえますよね。
また、言葉だけではなく微妙な言い回しや「感覚」も
現地の人クリソツになるわけです。
そんな感じでた~くさんの音楽を聴く方が良いのです。
ここでクラッシックの先生方は「良い音楽を聴く」ということで
ヘタな演奏はいくら聴いても耳を鍛える事はできませ~ん。。
的なことをおっしゃるのですが
まったく違います。
私は審査をする仕事も今もたま~にやってますが、
昔はそれが日常でした。
要するにデモ音源(当時はテープ)を1日中オーバーでなく100本以上聴くわけです。
中には「こりゃひどい」てな感じなのもあります。
その仕事をしてる時に「耳が鍛えられた」を
実感しました。
自分がプロとして活動している時よりもです。
審査の仕事はけっきょくはまずは「粗探し」から始めます。
悪いところを見つけていく作業です。
山積みにされた音源から原石をさがす作業ですから
まず聴いてピッチがフラット、シャープしてたらアウトです。
リズムがもったったり走ったりしていたらアウトです。
それをプロレベルで判断します。
(ただアーティストとしてものすごく飛び抜けた「個性」をもっていたらはなしは別です。)
こういった感じで毎日100曲以上の曲を聴けば、イヤでも耳が良くなります。
よく生徒さんの中で「絶対音感」をみにつけたいとおっしゃる方がいらっしゃいます。
私はボーカリストにはあまり役に立たないと思います。
「相対音感」があれば十分です。
あと思うのが耳を鍛えるって事は音感を良くするだけでは7ないのです。
ボーカリストは人に影響を与える商売です。
この影響とは大げさに考える必要はなく
「人を楽しませる」
「人を感動させる」
「人をいい気もちにさせる」
「人に考える材料を提供する」 etc...
という事です。
なぜこのボーカルを聴くと楽しくなるのか、
なぜ感動するのか、なぜ涙を流してしまうのか。。
その「理由」を見つける作業も耳を鍛えるって事と思います。
歌をうたわない方やただ単に楽しみたい方は、「感動」に理由は要りません。
なんとな~く良いものは良いんだから
感動に理由などないとしてただ単に感動していればいいと思います。
でも高いレベルで歌いたいのであれば、それだけではNGなのですよ。
「なぜ感動させられるのだろう?」ということを感動しながら
思考しつつ聴かなけれならないのだ。
ボーカルの先生の卵たちの私の生徒さんには
大勢いらっしゃいます。
先生になるのであればなおさら必要です。
たとえば、
リズム感がよいとか
声色がよいとか
ピッチがよいとか
ハーモニーがよいとか
ビブラートが上手いとか
フェイクの持っていき方とか
高音の歌い方とか
声量等など、
その要素を挙げればま~キリがありませよ。
まずはたくさん聴いて、「感動」出来るか。
なんで「感動」したか。
それを見つけてして自分のボーカルに活かす
という事が大切だと思います。
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