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閲覧数順 2016年12月09日更新

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ソニー銀行が5月の金利を発表できない異常事態に

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 ソニー銀行の12日付けのお知らせにもありますように、市場における金利変動が大きくなっているため、適正な金利を提示することができず、24日を目処に発表するとのことです。


 黒田日銀による、異次元の金融緩和により、特に金利を決める債券市場で、混乱が続いています。ここまで混乱が大きくなっているのは、市場における日銀依存度が極度に高まっているからです。


 日銀が国債買い入れを強化するということは、該当する国債の流通量が減少する訳ですから、需給が逼迫し、価格は上昇します(金利は低下)。


 しかし、国債買い入れ入札の結果が見極められず、どの程度の価格が妥当なのか、市場参加者が疑心暗鬼となった結果、ここ1週間程度、値動きが非常に激しくなっており、市場参加者からも、「市場が機能不全に陥っている」との指摘が出ています。


 日銀もこの異常事態に対処するために、大量の資金を供給し、意図せぬ金利上昇をけん制していますが、市場が落ち着くには、しばらく時間がかかるというのが大方の見方です。


 長期固定金利の指標となる10年物国債の利回り(長期金利)は、緩和発表の翌日には過去最低となる0.315%まで低下しましたが、その後は上昇し、現在は0.650%程度まで上昇しています。


 市場が安定していない、現時点において、来月の金利を予測するのは難しいと言わざるを得ませんが、来月の金利は各行の資金調達時期や方法により、ばらつきが出るのではないかと考えています。

 

 沼田 順(CFP(R)認定者・1級FP技能士、宅地建物取引主任者、住宅ローンアドバイザー)

 

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