資産運用の非課税口座「日本版ISA」 - お金と資産の運用全般 - 専門家プロファイル

清水 光彦
株式会社清水保険資産設計 代表取締役
ファイナンシャルプランナー

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対象:お金と資産の運用

柴垣 和哉
(ファイナンシャルプランナー)

閲覧数順 2024年04月24日更新

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資産運用の非課税口座「日本版ISA」

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平成25年度税制改正で、株式等の配当・分配金・譲渡益への10%税率が廃止となり、原則の20%に戻りますが、
一方で少額投資非課税制度(日本版ISA)が創設され、年間100万円までの株式・株式投資信託への投資については、配当・分配金・譲渡益が5年間非課税となります。

日本版ISAとは?

英国のIndividual Savings Account(個人貯蓄口座)を参考にした制度であるため「日本版ISA(アイサ)」といわれています。
口座を開設できる期間は、2014年~2023年の10年間。毎年100万円までの投資資金に対する利益が5年間、非課税になります。
毎年、投資資金100万円までに対する利益が非課税になりますので、5年間で最大500万円の投資資金に対する利益が非課税となります。

日本版ISAの注意点

まず、銀行、証券会社、ゆうちょ銀行などにISA口座を開設する必要があります。口座開設できる人は、2014年1月1日時点で20歳以上の人。
住民票の写しを提出する必要があります。今年の10月から口座開設できますが、5月頃から多くの金融機関がセミナーなどを開催するようです。
なお、1人1口座しか開設できませんので、どこの金融機関を選ぶかは少し慎重になった方が良いようです。
このISA口座で、株式や株式投資信託を購入します。
非課税期間の5年以内に自由に譲渡(換金)をすることができますが、売却資金をISA口座で再投資をすることはできません。
また、今年50万円しか投資しなかった場合でも、次年度以降に残りの50万円を繰り越すことはできません。
さらに、一般の口座の損益と、ISA口座の損益を通算することもできません。

すこし、ややこしいようですが、メリットのある制度だと考えています。

清水保険資産設計 http://www.sifp.ecnet.jp

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