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徐 大兼
アキュラ鍼灸院 院長
東京都
鍼灸師

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対象:心と体の不調

茅野 分
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(精神科医(精神保健指定医、精神科専門医))
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市原 真二郎
(カイロプラクター)

閲覧数順 2024年04月23日更新

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患者さま方からいろいろご質問をお受けしています。

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不妊治療 鍼灸
鍼灸治療にお越しいただく患者様の中には生理のこと、採卵、移植そして妊娠に関し疑問、不安が多く寄せられます。 今日はその中から特に尋ねられるご質問のいくつかをご紹介し、皆さんとシェアさせていただきたいと思います
【着床期のお灸について】

妊娠判定前後、不安な毎日を送らない方はいらっしゃいませんね。

私たち鍼灸師はよく「着床を促すお灸のポイントはありませんか?そもそも移植後にお灸してもいいんでしょうか?」というご質問をよく受けます。
お身体の中では今現在色々な事が起こっており、これまでなかったような事の連続です。
例えばおりものが多かったり、お灸を熱く感じる、またはこれまで熱かったのに全然感じなくなってしまった、そのほか、やたらと疲れ易い、眠い、少量の出血が ある、下腹部に違和感を感じるなど様々な「事件」が起こります。 それはご自身のお身体が今までとは違う環境を受け入れる為調整を行っている、と考えると納得頂けないでしょうか?そんな時、温めるだけではなく、一日の疲れ、乱れたバランスを整える、という意味でお灸を続けて頂く事はむしろ大切なことなのです。そしてお灸をしている間はまさに、他の用を出来ないわけですからその日あった一日を振り返る時間としてゆったりお過ごしいただくのがよろしいでしょう。忙しい日々の一瞬でもゆっくり過ごし心の余裕を取り戻して下さい。 また、当院院長が詳しく妊娠・出産に特化したお灸のツボの取り方など、動画で解説しておりますので、よろしければ参考になさってください。 http://www.premamaplus.com/m_tsubo/

【通い続けようか迷っている】
鍼灸治療に10回ほど通っているが、効果を強く感じられない、むしろ生理の状態が悪くなっているような気がする。これ以上通っていいものかどうか迷っている、というのがお問い合わせ内容です。
鍼灸治療の効き目とは、多くの方の場合骨盤内腔その他全身の気血のめぐりが改善され生理痛が楽になる、もし経血に塊があってもその量が減る、温まる、良く眠れるようになる、そして元気になるというのが鍼灸治療の特徴です。
当院のホームページに不妊と鍼灸について、詳しいコンテンツが掲載されております。ご参考にしていただければ幸いです。
http://www.acuraclinic.com/j/fintro/



もし鍼灸治療に今後通い続けようかどうしようか迷っていらっしゃるのであれば少し鍼灸治療をお休みして生理の状態や基礎体温の移り変わりなどをつぶさに観察する、自分自身で違いを感じる事が大切である、と考えます。そして 他に環境の変化がなかったか、 そういえば...と思い当たる事がないか、振返ってみて頂くのも大事だと思います。
もちろん、鍼灸治療で大きな違いを感じなかった、という方もいらっしゃると思います。人それぞれ感じ方の違いがありますし、長いことその症状がつづいていた場合、乱れたバランスを元に戻すにもある程度時間を要します。しかしお体自体は敏感に、確実に変化しています。そして改善しているはずです。



「妊娠陽性判定を受けた後はいつまで鍼灸治療に通えばいいのでしょうか?

 


陽性判定は最初の通過点でしかありません。この後、胎嚢確認、心拍確認と、ドキドキの山をまだまだ越えなければなりません。というより、最終目的は「妊娠判定陽性」ではなく、あくまでも妊娠→出産→子育てです。

ですから鍼灸治療は基本的に出産後までずっと続けて頂けるのが一番なのです。


性的に成熟した女性が迎えるビッグイベントである「妊娠」そして「出産」によって、お体には劇的なホルモンバランスの変化が起こります。肉体的にはもちろん精神的なバランスの安定を保つ事はその後に控える子育てにとってもとても大切であり鍼灸治療はそのホルモンバランスを整えるのにとても効果的である、と言われています。

そして鍼灸治療で妊娠に悪影響が及ぼされるという事はなくむしろ子宮内環境を整える、血流を促す、という意味において安定期を迎えるまで出来れば週に一度のペースを続けて頂く事をお勧め致します。安定期以降は体調を整える、という意味で出来れば2週間から一か月に一度の割合で鍼灸治療をお受けになるとよろしいか、と思われます。



 


 


以上、参考にして頂ければ幸いです。


また他にもいろいろご質問、不明な点がありましたら担当させて頂いている鍼灸師に何でもご相談ください。


鍼灸師 大西葉子

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