- 辻 良史
- 筑波大学発ベンチャー(株)サイバー・ヨガ研究所 代表取締役
- 東京都
- 博士(体育科学)
株式会社サイバー・ヨガ研究所の辻です。
「本番で負けない脳」とは?
⇒ 余計なことを考えず「今」に集中できる脳
のことを指すといえます。
「本番で負けない脳」をつくるには、
わざと雑念が生まれやすい状況をつくり、その状況で集中が途切れないトレーニングが効果的です。
①仰向けに寝転んだしせいか、イス座った状態になります。
②息を吸いながら右腕を上げ、吐きながら下ろします。
③左腕で同じように行います。
④両腕で同じように行います。
⑤右足を伸ばした状態で息を吸いながら上げ、吐きながら下ろします。
⑥左足で同じように行います。
⑦両足で同じように行います。
※イスに座った状態では、膝から下の部分だけを動かします。
これは、伝統的なヨガのテクニックなのですが、
こういうシンプルな動作を行うと、試合や仕事のこと、その他、悩み事などの雑念が色々と浮かんでくると思います。
そういった雑念が浮かばないように、動作を行っている時の体内の変化を観察するようにします。
これは、サッカーのPKなどで、「ボールを蹴る」という脳から筋肉への信号だけを上手に出すためのトレーニングです。
動作中、雑念が浮かんでくるということは、本番のPK戦でも、過去の失敗体験などが浮かんでくる可能性が高いといえます。
そうならないように、普段からこうしたシンプルな動作で脳の出力をコントロールするトレーニングが必要になってきます。
筑波大学発ベンチャー株式会社サイバー・ヨガ研究所代表取締役 辻 良史
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