もう転勤シーズンは過ぎてしまいましたが、少し前転勤に伴う所有不動産に
ついてご相談を受けました。
ご購入からのお客様なのですが、購入時にもいずれ転勤があるから
その際は相談に乗ってくださいって言われてました。
あれから何年も経ってしまったんですね。。。
自分の故郷への転勤なので・・・もう戻ることは無いでしょう。
故郷では2世帯住宅を建てることも検討しており、住宅ローンのアドバイス
もほしいということでした。
詳しくお話を伺ったところ、残りが少しだったので残債は一活返済して
しまったとのこと。
とりあえず2世帯住宅時の借入はスムースに行きますね。
この不動産をどうするか。。。
売るか貸す・・・なのですが、売却資金を2世帯住宅の方に充当するなら
売却一択なのですが、そうしなくても大丈夫そうなのと、現在売却する金額が
購入費とリフォーム代等を考慮すると・・・ちょっともったいない感じがしています。
程度と賃料相場、売却の相場、何年程度貸せるか等を考えると、私の意見
としては、現状に無理が無ければ賃貸が良いとアドバイスしました。
将来的に方向修正したければ、当然売却も可能です。
全ての方にあてはまる訳ではなく、市場やお客様の資金繰り等
含めての回答です。
賃貸ノウハウも持ち合わせておりますから、将来の改修工事等も含めて
考えても、賃貸の方がお客様にとって良い選択と見ました。
ローンについては故郷の方では金融機関が少なく選択肢が限られるとのこと
でしたが、店舗のない所も含めて考えるのも一つですよね。
金利に目が行きがちですが、繰り上げ返済も含めて検討してみてと伝えました。
色々なお客様がおりますが、将来も含めてその方にあったアドバイスをして
おりますよ。
購入時から売却を考えるなんて少ないと思いますが、トータルで考えてくれる
不動産屋さんに相談してみると良いと思いますよ。
当然自分でもいろいろ考えなくてはいけませんけどね。
最後はプロのアドバイスで方向性を考えると良いかと思います。
このコラムの執筆専門家
- 信戸 昌宏
- (茨城県 / 建築家)
- 代表取締役
ちょっとした工夫で将来動線にも対応。長期快適な暮らしのご提案
今から将来を見据えて、最初にちょっとした施工工夫を加えてみませんか。「地震に強い」は当然として、省エネや老後・将来の経年改良など最初に工夫して、「将来のコスト負担を出来るだけ減らす」をご提案。知恵を絞って限られた予算の中で最善を尽くします。
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