◆ファミレス！

ライフオーガナイズは、インテリア以前の「くらしの土台」作り。

空間だけでなく、考え方や時間の使い方など、生活そのものを整理して見直すことなのです。

新聞の夕刊に連載されいた小説が、今日で終了しました。

重松清さんの「ファミレス」という作品でした。

重松さんの作品だと、今は「とんび」を思い起こす方が多いでしょうか。

文章を書くプロですから当然なのですが、重松さんの文章は言葉を超えている、と言う気がします。

映像となって思い浮かんでくるし、短い文章であっても、その奥に潜んでいる感情や情景が浮かんでくるのです。

描写のセンス、見習いたい！

伝えないから伝わらないこと。

伝えても伝わらないこと。

言葉は本当に難しい。

自分の心の中のその通りの言葉を見つけることも、言葉に隠れている真意を読み取ることも。

言葉は、人を感動させ、あたたかい涙を流す事も出来るけれど、人の心を抉って、この上ない悲しい涙を流す事もできてしまうのです。

この連載小説の「ファミレス」も、ファミリーレストランかと思えば、単にそれだけではなく…、意味深い。

少しすると、文庫化されると思うので、改めてまた読み返してみたいな、と思っています。

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