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特殊案件～「棚から牡丹餅(ボタモチ）」の隣接地の売買
<相談内容>
取引先の法人のお客様より湾岸エリアの特定地域に工場の機能を兼ねた倉庫を建てたいとのご要望を頂き、その用地として５００坪の土地を探して欲しいという依頼を受けました。
<対応>
知り合いの不動産業者や公開情報を基に検索を重ねましたが、ピッタリと当てはまる物件は中々見つからなかったものの、情報が寄せられた物件を下見していたときにその物件に隣接した二区画の物件が目に入り、その二つを合せると依頼者の希望に適うというものでした。
一方は一見して殆ど利用がされていない様子だったため、双方の所有者を調査し売却の意思確認を行いました。
<結果>
双方の所有者に意向を確認したところ、一方からは売却しても良いという回答が得られたものの他方からは現在稼働中ということで断られました。それならばと断られた所有者に事業拡張の意向を確認してみたところ、前向きな回答が得られたため隣接地の購入を勧めてみました。是非前向きに検討したいという意向を受けて、双方の希望価格と売買の条件を調整したところ結果として契約を締結することができました。
「棚から牡丹餅」となりましたが、不動産取引の中ですべての可能性を否定せず、誠意をもって対応することの大切さを改めて思わされた案件でした。
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