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駅から店舗側の住宅街からはお客様が来ている。
しかし、駅の反対側の新しい住宅街からは来ていない。
さて、どうしましょうか??
本来、販売促進のターゲットにする原則は、「ポテンシャルの多いところを攻める」と「実績の多いところを攻める」のふたつです。
今回のケースでは、新しい商圏は「ポテンシャルは多い」しかし「実績は少ない」のです。
しかも、駅の反対側。そこの人達は、店舗側には用事は無い。わざわざ来る必要は無いのです。
歩いていたら、たまたま看板があったから来た。
歩いていたら、店舗が目に付いたから来た。
歩いていたら、店頭ののぼりを見た。
そんな機会来店客は、駅反対側から獲得するのは難しいと言うことなのです。
「働く場所」という意味に置いても、生活動線から離れていると目には付きません。
しかも、わざわざ駅の反対側に来るというのも面倒なのです。
出来れば生活動線上で働く方が便利で良いのです。
買い物をするにしろ、働くにしろ、便利な方が良いに決まっています。
だから、それを上回る「目的」が必要なのです。
買いに行くならば、動線からはずれていても買いに行きたくなる目的、理由が、
働きに行くならば、動線からはずれていても働きたくなる目的、理由が、
それぞれ必須なのです。
それが無い限り絶対に来て頂けません。
その目的を持ってもらうための第1段階のアクションが、「存在を知ってもらうこと」
その為に「紙媒体」「web媒体」「看板」などへの告知や配付を行います。
チラシ、フリーペーパー、構内ポスターなどのアナログ告知
メルマガ、タベログ、ホームページなどのデジタル告知
これらによって、駅の反対側に素敵なお店がありますよ、と伝えるのです。
デジタル広告については、特に場所の問題は関係ありませんが、アナログ広告については、
①場所・・・・どこで告知(配付、設置)するか?
②時間・・・いつ告知(配付、設置)するか?
③期間・・・いつまで告知(配付、設置)するか?
そして
④誰に告知(配付、設置)するか?
⑤何を強調して告知(配付、設置)するか?
のように、きめ細かく告知方法を考えておく必要があるのです。
予算が限られていますからね。
もしも、予算が少ない場合は、「期間」や「量」「デザイン」の内、どこにコストを掛けるのか、を「目的」を明確にした上で判断する必要があります。
さて、話を戻しましょう。
今回のケースは、今来ている場所を攻めるのか?このままでは来なさそうな所だけど、たくさんいそうな場所を攻めるのか?
マネジャーは、どの様に決断したのでしょうか?
続きはまた明日。
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