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伊藤 誠
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閲覧数順 2016年12月06日更新

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インフレに備える家計のスリム化「高齢者の生命保険の見直し」について

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ライフプランと家計 収入・支出について

前回は医療保険について、その必要性をデータに基づき検討いたしました。
今回は、生命保険について、考えてまいりたいと存じます。
生命保険の中で、基本となるものは死亡保険です。
生命保険に加入される理由は、どのようなものでしょうか。
相続の為に保険を掛ける方もいらっしゃいますが、その多くは本人がお亡くなりになられた場合に、残された方が生活に困らないために、入るケースが多いものとかんがえています。

この考えに基づくと、収入が無い方が生命保険に入るのは、理屈に合わないことになります。通常高齢者(65歳以上)の多くは仕事についていません。お仕事で得る収入が無いのですから、お亡くなりになられても、残されたものが路頭に迷うというケースはまれです。
老齢厚生年金・共済年金等を受給されているご主人がお亡くなりに成られた場合には、奥様が厚生年金・共済年金等の受給者で無い場合には其の3分の2を遺族年金として受け取れます。支出はおひと方がいらっしゃいませんので、約30%程度縮小するとされています。従って、このケースでは遺された方困る状況には成りません。

処が、コマーシャルなどでは、職についていない高齢者にも生命保険の勧誘を行っています。もし、残された方に、ご自分の葬儀一式の費用を残したい、お墓の費用を残したい、などのニーズがあると、保険会社のトークでは言われています。

では、皆様には、お墓や葬儀一式の費用をキチンと捉えられているのでしょうか。
葬儀の平均は200万円程度とされています。

また、現代では、新しくお墓を残すと、お墓の維持と墓参りなどで相続人が困ってしまうケースが多くなっていることを知っていらっしゃいますか。

ところで、保険に入られて、どの位の保険料をお支払いになるかを確認します。
男性は女性に比べ、平均余命は短いため、男性のケースで試算します。

簡易生命表平均余命

平成21年の簡易生命表によると、
男性60歳平均余命は22.87年です。200万円を平均余命で除しますと
2,000,000円÷274ヶ月≒7,300円になります。
同じように65歳の方の余命は18.88年ですので約8,850円です。
この金額以上の保険料を終身で支払う場合には、ご自身が普通預金で貯める方が効率がより効率的な方法です。
なお、平均余命は、60歳、65歳の方全員の中位点ではありません。過半数以上の方が余命より長生きをなさいます。従って上記の保険料の長生き分は保険会社の取り分になります。


生命表による生存率

一括払いはどうかと言いますと、ご自身で貯蓄なさった場合、現在定期預金でも0.5%の金利のものが在りますので、保険料として支払う金額は、200万円を0.5%で割り戻した現在価値になり、男性60歳で約178万円、65歳では約182万円以下でなければ、効率的とは言えません。

これ以上であれば、最初から当該金額を定期預金に入れておけば足ります。
それ以上に良い事は、他の資金的なニーズが発生した場合には当該資金は他への転用が図れます。

もし、運用利率が1%である場合には、60歳の方は159万円、65歳の方は165.7万円以下でなければ、保険よりもご自身で運用される方が効率的です。

今回のアベノミクスでは、2%のインフレを目標とされています。インフレ率に負けないためには。2%以上の運用が必須となります。この2%を前提とするならば、
60歳で加入する場合には約126.7万円、65歳では約137.3万円以下でなければ、非効率になります。

高齢になってからの保険は、相続人の誰かお一人に当該保険金額を遺したいとの希望がある場合を除き、極めて非効率なお金の使い方です。スリム化の対象として、ノミネート下さい。

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文責
独立系顧問料制ファイナンシャル・アドバイザー
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【保有資格】
ファイナンシャル・プランナー:日本FP協会認定CFP(R)/一級ファイナンシャル・゜ランニング技能士
宅地建物取引主任者 (東京)第188140号
ロングステイ財団登録ロングステイアドバイザー&登録講師
生命保険協会認定ライフ・コンサルタント/損害保険募集人合格 
資格ではありませんが東京大学プログラム市民後見人養成講座履修

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