- 深澤 熙之
- 昭和アルミ株式会社
- 埼玉県
- 建築プロデューサー
対象:リフォーム・増改築
- 木下 泰徳
- (アップライフデザイナー)
- 溝部 公寛
- (建築家)
シックハウス住宅を問題解決するには
健康障害問題には短期健康障害・長期健康障害・間接的健康被害の3つに分けられます。
短期健康障害=シックハウス症候群と言われており
昔からダニ・カビの問題や温熱環境(暖冷房)の問題は健康に密接な関係がある事はよく知られ研究もされてきた分野です。
そして、最近問題になっているのは空気環境汚染の問題で、科学系有害物質による室内空気汚染
その原因物質はアスベスト(石綿)、ホルムアルデヒド、揮発性有機化合物、農薬系薬剤などです。
これら空気中の有害な化学物質などによって中毒や急性アレルギー、科学物質過敏症という短期健康障害が今、注目され、大きな問題になっており、この短期健康障害は特定の人に発生するのが特徴です。
長期健康障害
ガンや催奇形性、ホルモン機能破壊などの長期健康障害は被害者が広範囲で不特定多数であるのが特徴で、その為の対策もとかく後回しになりがちで、解決も長期になってしまいます。
その原因物質は、アスベスト(石綿)、ホルムアルデヒド、揮発性有機化合物(VOC),ダイオキシン、環境ホルモンなどです。
間接的健康被害
オゾン層の破壊や地球温暖化問題で、オゾン層の破壊がガンなどの健康被害を起こし、地球温暖化が熱帯性の疫病を広域の人に蔓延する可能性が増えると言われています。
その原因物質は特定フロン、代替フロン、炭酸ガスの事です。
建築における健康問題はこのように直接、間接的な影響を含め、計り知れない範囲に広がっています。
これらの問題は
一.建築、特に住宅の気密性(住宅の性能表示で数値が高い程気密性が高いです)
が最近特に高まって換気効率が悪くなり、室内空気が汚染されやすくなっている
二.建材に含まれる揮発性有害物質などの割合や汚染物質の割合が増えている。
上記2つの原因が根本であり、この根本を解決する事です。
カビが発生したらそのカビが発生する原因の根本を解決する事です。
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