- 中村 英俊
- 株式会社第一広報パートナーズ 代表取締役 広報コンサルタント
- 東京都
- 広報コンサルタント
対象:広報・PR・IR
- 中村 英俊
- (広報コンサルタント)
- 中村 英俊
- (広報コンサルタント)
新商品の発表準備の際、どのような切り口で料理しますか?
新商品の特性、競合との差別化、顧客の利便性や業界への影響等、さまざまな切り口でニュース価値を探りリリースを書くことかと思います。
しかしこれらは全て、現在並びに将来という時間軸での検証です。
欠けているのは過去からの検証。
例えば現行商品との比較位は当然行うでしょうが、そのシリーズ商品の最初の商品との比較は行っているでしょうか?
またその事業自体に参入した背景や歴史、会社自体の歴史の中での位置づけは把握していますか?
企業が商品を世に送り出す際、表面的な情報のみを発信しているケースが殆どだろうと思います。然しながら連綿と続けられてきた商品に対する想いや工夫、進化などという貴重な情報は、歴史を重ねている企業ほど価値が埋没しているのではないでしょうか。
実際、それらの想いが伝えられるかは難しいところではありますが、発信者が状況を把握すらしていないというのは問題です。少なからず社内ではその想いの歴史を共有していく必要はあり、また今後新商品の価値を検証する際には是非とも”歴史的背景”を検証項目に含めて欲しいと思います。
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