- 宇江野 加子
- スロータイズ 出産・育児期女性の為のキャリアカウンセラー
- キャリアカウンセラー
こんにちは。お元気ですか?
本コラムをお読み頂き誠にありがとうございます。
さて、前回は「“正しいか“より”自然かどうか“を考える大切さ」について書かせて頂きました。http://profile.ne.jp/w/c-100783/
今回は、“自然かどうかを基準に考える”ことで、
より楽に生きられるようになった例をご紹介します。
今回、例に取り上げるのは、家事分担についてです。
家事といっても幅広く食事や掃除、洗濯、家計管理など多岐にわたりますよね。
貴方はどのように分担していますか?
我が家は、休日の食事や洗濯、ごみ関連が夫、
その他は私がすることが多いです。
時間でいうとやはり、絶対的に私の方が多いのですが
九州男児の夫にしては、かなりの貢献。
また、今は、家の家事をどのように進めたらよいか理解してくれているので、
いざという時は、頼れるという安心感があります。
でも以前、上の子が生まれたばかりの頃は、
私自身が「理想の妻」「理想の母」像に縛られ
家の事は私が全部一人で抱え込んでしまっていました。
挙句の果てに「何でわたしばっかり!」と突然怒りを爆発させる始末。
家事は分担してもらいたい。
でも、男性に家事をさせることで、自分が至らないと思いたくない。
そんな葛藤で自分自身とても苦しみました。
でも、ある時”自然かどうかを基準に考える”方法を知ったことで、その葛藤を乗り越えることが出来ました。
つまり、昔に遡って考えると、
炊事ひとつでも蒔きをくべたり、水を汲んだりして、
多くの時間を必要とし、専任でする必要があったので、
その多くを女性が担っていました。
そして、男性は家の外のことに徹していたのです。
でも、現代は?
住宅設備が整い、家電が揃い、家事全般のノウハウもパソコンから簡単に取り出せます。
また更に、男性の家事能力の低さが新聞記事になっていたこともありました。
家事全般を担っていた妻に先立たれた方の不衛生が問題になっていました。
確かに、女性が家事を担当してしまえば、
男性は、家事術を身につける機会を持てず、暮らしの自立が出来ません。
それに、子どもには「自分のことはじぶんで」と言うのに、自分のことが出来ないって?
そんな諸々を考えて
「今の時代、男性も女性も一緒に家事をしたらいいんだ!」とストンと納得がいきました。
それからは、家族で話し合って
1 基本、自分のことは自分でする
2 出来る人が出来る範囲でする
というルールで取り組めるようになりました。
このルールのお陰で、私自身も「させられている」感が解消され、前向きに取り組めるようになりました。
そして、そんな風に家事をするようになってから、
以前の私は、家事をすることで自分の存在を認められようと
躍起になっていたことにも気づきました。
「理想の妻」でなくても「理想の母」でなくても、「私は私でいい。」
そう思えるようになったのは、
「自然かどうか」の視点 考えられるようになったからだと思っています。
これが、私の「楽に生きられるようになった」ひとつの例です。
出産・育児期の貴方に参考にして頂ければとても嬉しいです。
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