調和力4 真似は学習の始まり2 - コーチング全般 - 専門家プロファイル

西田 淑子
サクセスインサイド・コミュニケーション 代表・コミュニケーショントレーナー
大阪府
ビジネスコーチ

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対象:コーチング

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調和力4 真似は学習の始まり2

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子供が面白いことは、大人にとっても面白いことです。ところが大人は、プライドとか意地とか、妙なものを持ち合わせているものですから、純粋な気持ちを、我慢したり、気をそらしたりして、素直になろうとはしない人もいます。つまり新しい学習がそれだけ困難になるわけです。子供は素直だけど、大人は頑固、というのはプライドや意地でそうなっているのです。

本来、学習というのは面白いものなのです。それは大人になっても変わりません。生きている限り、自分自身の新しい可能性を発見することは、楽しいことなのです。真似をすることで、私たちは、他者の世界観や技術を学習する事が出来ます。

さて中には真似されることを、非常に嫌がる人もいます。長年、生きている間には無意識の行動もたくさん持つに至っています。無意識の行動の中には、自分が好ましいと思っているものもあれば、嫌いなもののあります。しかし無意識の行動ですから、自分がその行動を好きだとか、嫌いだとかを意識せずに行動しているわけです。つまり「癖」というものです。

相手が自分で嫌いだと思っている動作を真似されるということは、嫌いな動作を鏡で見るようなものです。嫌いな動作でも、それは無意識の行動ですから、通常は止められません。止めるというのは意識的なことだからです。しかし、真似をされた、というのはどうやら意識的に気づくようです。真似されたかどうか意識的に気がつかなくても、嫌な動作だということは意識するのでしょう。

自分にとって嫌いな動作を他者に見たとき、多くの場合、その動作を行った他者に対して腹を立てることになります。しかし本当のところは、その動作を嫌だと思っている自分自身に対して反応していることになります。

反対の立場で考えてみましょう。もし、友人があなたの何かの動作を真似をしたとき、それが、あなたにとっては嫌な動作だったとします。あなたにとっては嫌なことなので、友人に腹を立てます。あなたがもし、過去にその友人に、その動作は自分にとっては嫌な動作だということを、表明していなかったら、友人はどうして、それが嫌なことだと知ることが出来たのでしょうか。そのことに対して、友人に腹を立てるのは、八つ当たりと言うものです。

また、あなたがもし、過去にその友人に、その動作は自分にとっては嫌な動作だということを、表明していたら、何のためにわざわざ、友人は、嫌がると分かっている動作を真似したのでしょうか。少なくとも、二つの理由が考えられます。一つは、友人だと思っていたその人が、あなたのことを嫌いだということです。

もう一つは、友人があなたに気づいてもらうために、そうしたということです。友情の証ですね。そもそも無意識の動作なんですから、日頃は自分で、いつ何時そうしているかに気が付いていないのです。気が付いていて、それを修正したいと思っているなら、とっくにそうしているでしょう。だから、真似をしてくれたということは、鏡になってくれたということなので、ありがたいことです。ただ、今、鏡を見たいかどうか、という期待が無かっただけのことです。もし、相手のことを大事に思うなら、勇気をだして、真似をして見ましょう。そうすることによって、私たち自身が、内面を知る鏡になれるのです。

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