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アベノミクスによる円安の危うさビッグマック指数による換算レートの対比

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アベノミクスの発表から3ヶ月経ち、為替は大きく円安に振れています。
2013年2月17日時点の円ドルレートは、1ドル 93.52円です。

昨年11月14日に、民主党政権政権担当能力の低さに絶望して、解散を宣言された野田首相の大英断以来の各国通貨の円レート推移が下図です。これだけ見ても、野田さんは素晴らしい決断を為されたと評価できると思います。

130217為替レート推移

10月末から、11月14日を挟んで各月末と咋2月16日のレートを記載しています。
ともすれば、円ドルレートが注目を浴びていますが、グラフの方向きからはスイスフランとユーロの上昇が抜きんでています。

11月14日と、2月16日までの上昇率を算出しますと
円・ドルは約16.7G%、ユーロは約22.5G%、スイスフランは19.7G%です。


ところで、これだけの円安も、経済環境の変化、政策の変更・実施、という実体よりも、投資家の「期待感」によるものが大きいと考えています。

一方、英国の経済紙であるエコノミストから、本年のビッグマック指数が発表されました。
下記は、ビッグマックの各国価格から円レートを算出したものです。
ビッグマック指数は、為替レートにおける、購買力平価説をモデファイした物で、購買力平価説による為替レートと、「現実はこんなに違いますよ」との現実の姿を映しだそうとしたものだとの紹介を読んだことがあります。

しかしながら、多くの投資家から、購買力平価説を補完する例として、使われています。
私も、当サイトのコラムで、日本円とドルとの対比の敵聖地を探るために使用してきました。
購買力平価説では、同一のサービス、同一の商品は、同じ価値があると考え、その現地価格を比較すると適正な為替レートになると、言うものです。

モデル図を紹介します。
2月2日時点の為替レートは 円ドルは73.23円、円ユーロは89.14円で、ドル・ユーロは1ドル89.14ユーロです。現実のレートとは大きく異なります

130217ビッグマックモデル


今年の、ビッグマック指数による為替レートと、2月17日現在のレートは大きく異なります。それを表にしたものが下記です。異常値と思われるほど乖離している通貨も在ります。

130217ビッグマック為替表

ただし、リーマンショック前の円ポンドは200円以上でしたが、リーマンショック後にはビッグマック指数による円レートに近づく現実がありました。
当時は、その乖離の大きさにびっくりし、その後の集積の軌跡から、ビッグマックで測る良さを認識したことがあります。

為替は、その他に金利平価説もあり、また、金利差を期待した購買行動や政策による通貨変動の誘導なと多くの事柄が関連しています。

ただ、現在の「円安」には大きなリスクを内包していると認識したうえで、円安を活用下さい。昨日のWSJに著名投資家の「ジョージ・ソロス氏」が率いるヘッジファンドが咋年11月以降に、円の下落を見込んだ取引で約10億ドルの利益を得たと記事が掲載されていました。機を見るに敏なる人の動きに経緯を称します。

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