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閲覧数順 2016年12月06日更新

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「見える化」する家づくり

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見た目や仕様は豪華で高そうなのに、実際には安く建てることができた家。

お得感のある買い物のようですが、家というのは「安かろう・悪かろう」という商品です。

つまり、高額に見えるものが安かったということは、ほとんどの場合、「見えない部分」が安く作られている、ということです。あってはいけない「手抜き」だったり、そうでないとしても性能の低い素材が使われていたり。

本当にリーズナブルに家を建てたいと思うのであれば、お勧めの仕様は「見えない部分が少ない」家づくりです。

例えば、「平均室温」は建てるときには見えにくいですよね。「室内空気質」も然り。天井裏、壁の中、床下などもそうです。

こうした「見えない部分」をできるだけ「見える化」することで、コストダウンと質の向上を両立させることが可能になります。


真壁工法で柱を「見える化」

壁の中に柱が隠れてしまうということは、柱がどんな素材なのか、どれだけ湿気で傷んでいるのか、ということがわかりません。

しかし、構造体である柱が部屋に露出している真壁工法であれば、無垢の木は呼吸しますから、柱の状態は常に確認することができます。結果として、家を長持ちさせる視覚的な助けになります。


自然素材で空気質を「見える化」

化学技術によって生産されている「新建材」を使う量と、揮発した化学物質で空気が汚染される割合は当然ながら比例すると考えています。

ですから、目に見えない「空気質」を安心なものにするには、空気を汚染しないことがわかっている「自然素材」を使うことにこだわりを持つことが大切です。

日本は無垢材大国でもあります。無垢材は本来、安く買えるものです。高いのは流通やビジネス戦略の問題であることが少なくありません。

結果的に住む人が健康的に暮らせることを考えると、ほとんどの場合は、無垢材を使いこなした建物のほうが有利になります。


天井を無くして屋根裏を「見える化」

ログハウスなどをイメージするとわかりやすいと思いますが、「屋根裏」というのを作りません。屋根の裏側は、部屋に一体化してしまうほうがよいでしょう。

天井や天井を吊る道具に掛ける費用で、屋根の内側を化粧材で作りこみ、室内から屋根の裏側が直接見えるようにするわけです。

これだけで、屋根裏の湿気やカビ臭さを軽減させ、健康的な家づくりになります。


壁を無くして「見える化」

ほとんど使わない「共有部分」は、作らないほうがよいでしょう。例えば、廊下です。

日本の家づくりは、「隠そう」とする文化。リビングで家族が集っていて、廊下を誰かが通ってもわからない。防犯上もよくないですね。

廊下を作るというだけで、スペースを取られます。当然、壁、照明など、様々なコストがかかります。

その分、広いリビングにしたほうが家族は快適に暮らせるというケースがほとんどです。

日本の常識にとらわれた家づくりではなく、世界の常識を考えた間取りプランを考えていくことが、これからの日本の家づくりに求められてくることでしょう。

そのような家は、将来、高く売ることもできるようになるでしょう。

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高級輸入住宅の敏腕営業担当として『ツーバイフォーの鬼』と呼ばれる営業成績を残しつつも、必ずしも家が大切に残されないことや幸せに直結しないことに疑問を抱き、独立後、十数回にも及ぶ欧米住宅研究旅行を実施。国産無垢材ティンバーの大空間を実現。

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