富士フィルムのアスタリフトと云う化粧品のCMが映ると、いつも見入ってしまいます。
このCMで使われている、ロビンソン・クルーソーと云う曲が今、話題になっていますが、私は乗り物の方が気になります。
日本の工業デザイナーがデザインしたものらしいのですが、一度乗ってみたいと云う強い衝動に駆られてしまいます。色・カタチが無条件にカッコイイと思ってしまうのです。そして、どうすれば宙に浮くのだろうか?とか、推進原理はどうなっているのだろうとか、色々思いを馳せてしまいます。
地表面をスレスレに飛行していますので、飛行機の様な揚力を利用せず、リニアモーターカーの様な反力を利用しているのでしょう。前方から見るとラジエターグリル又はエアインテークの様な穴が開いているので、何かを噴出して推進するのでしょう。
こんな乗り物出来る訳がないと考えるのは早計です。
第二次世界大戦当時ドイツが円盤型の飛行物体を製作したとの噂が流れています。
アダムスキー型円盤の原型になったUFOです。とても本物とは思えません。画像では砲塔の様なモノを搭載しています。本来であれば、砲塔の様なモノを積む前に、基本モデルを制作してそこから色々なデータを収集して、飛行限界とか飛行特性とか調べあげた上での、武器搭載実践配備となります。ですので写真が実物であるとすると、殆ど完成形で実践配備されていても不思議ではありません。でも戦闘に使用された事実はありません。ですので、本物ではりません。
しかし、煙のないところに炎は立たないので、何某かの飛行機とは別の原理の飛行物体の研究はなされていたのだとは思います。フォンブラウンが考案したロケットの方が、より単純で現実的だった為、ロケット開発の方が優先され、UFOは沙汰止みとなったのでしょう。
アスタリフトの飛行物体も、何十年後かには普通にその辺を飛び回っているかも知れません。不可能と思えるものを可能にするのが、テクノロジーです。人々がそれを欲求すれば必ずできます。
このコラムの執筆専門家
- 福味 健治
- (大阪府 / 建築家)
- 岡田一級建築士事務所
木造住宅が得意な建築家。
建築基準法だけでは、家の健全性は担保されません。木造住宅は伝統的に勘や経験で建てらていますが、昨今の地震被害は構造計算を無視している事が大きく影響しています。弊社は木造住宅も構造計算を行って設計しています。免震住宅も手掛けています。
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