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閲覧数順 2024年04月23日更新

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LINE株式会社誕生?

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おはようございます。
ワクワクの和久井です!

 少し前の話になりますが、ユーザー数1億人を突破したLINEを運営するNHN Japan株式会社がLINE株式会社(仮称)を設立するようです。

 正確には会社分割計画の一環で、ゲーム事業はHangame株式会社(仮称)、ウェブサービス事業をLINE株式会社(仮称)に商号変更する計画だそうです。

 LINEの知名度、大人気を活かして一気に攻勢に出るようですね。

 さてさて、LINEが若者に人気なのは以前もお話しましたが、ユーザー数が爆発的に増えた今、IT業界の関心は、このサービスをどうやって収益に結びつけていくかということに移っています。

 LINE自体は3.11以降のつながりや、個人間の危機管理、コミュニケーションツールとして生まれた背景があるので、ここまでは採算度外視でやってきたようです。

 しかし、ユーザー数が増えることでトラフィックの増大、インフラの整備、維持管理だけでも相当にコストがかかるようになってきているのではないでしょうか?

 もちろんLINEだって慈善事業ではないので、広告や有料スタンプの売り上げでお金を生む努力はしてきました。しかし、ユーザー数1億人を突破したいま、インパクトのあるうちに、収益のシステムを確立しておきたいというのがNHNの本音でしょう。

 無料のサービスを収益化する、なんとかお金を生み出しビジネス化することを
「マネタイズ」
 と言います。

 貨幣を鋳造するという意味もあるのですが、そこから転じて、無料のネットサービスを収益事業化する意味で使われています。

 monetizeですね。


 LINEがどうやってマネタイズを果たすのか。

 後続のライバルたちも多額の宣伝費を投じてタレントさんをCM起用しLINEを追いかけています。これはいわば先行投資なので、どこかで回収しなければいけません。

 ユーザーからすれば、タダで使えて便利! 無料通話なら電話会社に高い通話料払わなくてもいい! とメリットだけを享受していればいいのですが、それではビジネスが成り立ちませんし、簡単に言えばお父さんの会社が潰れて、スマホも買えなくなってしまうかもしれません。

 まぁそれは極端な話(^∇^) ですが、アベノミクス発表後の株の動きを見ても景気やお金の動きは割と身近なものとも密接につながっているのです。

 LINEはハンゲームで培ったゲームのノウハウを投入して課金ビジネスを強化しようとしているようですが、これがユーザーに受け入れられるのか?

「LINE まちがい探し」を提供開始
 NHN Japan株式会社は、無料通話・メールアプリ「LINE」で展開しているゲームサービス「LINE GAME」において、パズルゲーム「LINE まちがい探し」の提供を開始した。iTunes App StoreまたはGoogle Playから無料でダウンロードできる。

 しばらくはLINEの動きから目が離せそうもありません。

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