相続対策がわかる!~将来型はこうする(20)
-
こんにちは。
将来型会計事務所LBA 公認会計士・税理士の岸井幸生です。
税制大綱が発表され、そこには相続税の増税改正も盛り込まれています。
相続税は、相続する財産の額から諸々の控除額を引いた後の金額に対してかかる税金です。
したがって、控除額が多ければ税額は減りますし、控除額が少なければ税額が増えます。今回の改正では、この控除額を減らそうとしています。
現在、控除額は「5,000万円+相続人の数×1,000万円」ですから、たとえば夫婦+子供1人の家族でお父さんがなくなった場合、控除額は7,000万円(5,000万円+1,000万円×2人)となります。改正後の控除額は「3,000万円+相続人の数×600万円」ですから、この家族の場合、控除額は4,200万円となります。
現金や預金があまりなくても、都内に土地をお持ちの場合、評価額がすぐに5,000万円くらい行ってしまいますので、今までは相続税の対象ではなかった方たちも、その対象になってきてしまいます。
死なない人間はいません。いつか必ずその時がやってきます。その時に困るのは残された方なのです。
今まで一度も考えたことがなかった方、一緒に相続対策を考えましょう!
将来型会計事務所では事前に「どれくらい相続税がかかりそうか」シミュレーションをしています。
何と、将来型会計事務所の税理士のうち、2/3が資産税・相続税の専門家なんです!!
また、不動産のエキスパートと連携していますので不動産の対策も万全ですよ!
このコラムの執筆専門家
- 岸井 幸生
- (東京都 / 公認会計士・税理士)
- LBA会計事務所 代表
社外から会社のビジネスを支えるプロ社外役員
顧問税理士以外で何でも相談できる人が欲しい、を提供しています。クライアントの皆様と夢を共有し、ビジネスに興味をもって最適なアドバイスを行っていくことが一番の貢献です。
「将来型はこうする」のコラム
ミャンマーに行ってきます~将来型はこうする(28)(2013/10/08 12:10)
会社の仕組みをつくる~将来型はこうする(26)(2013/07/12 08:07)
節税の王道は3つ~将来型はこうする(25)(2013/04/19 11:04)
資金繰りはこうする~将来型はこうする(24)(2013/04/15 15:04)
役に立つ帳簿~将来型はこうする(19)(2012/10/05 12:10)
「増税」に関するまとめ
-
消費税、相続税など相次ぐ増税!この大増税にあなたができる対策は?
消費税は2014年に8%、2015年に10%の増税(2014年11月、2017年4月に延期されました)。相続税は2015年、復興税は2013年と相次ぐ増税が決定しています。 今後の経済回復が不透明の中、あなたの家計に大きな打撃となること間違いありません。 この大増税時代に、どんな対策ができるか?何が必要なのか?プロファイルの専門家が増税対策の情報を発信していきます。
このコラムに類似したコラム
第895号:増資シミュレーション 小笠原 宏之 - ITコンサルタント(2013/09/03 07:22)
6月2日(日)に合同セミナーを開催いたします。 楠 壽大 - 公認会計士(2013/05/20 08:00)
5/25(土)、26(日)に無料相談会を開催します。 楠 壽大 - 公認会計士(2013/05/09 18:13)
相続税対策の基本は「財産減」と「評価減」 伴場 吉之 - 建築家(2013/05/05 11:29)
税制改正の行方 楠 壽大 - 公認会計士(2012/12/17 10:23)