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閲覧数順 2016年12月08日更新

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2013年5月の住宅ローン金利と今後の見通し

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 まず変動金利ですが、これは据え置きとなりました。4月26日に日銀で開かれた、金融政策決定会合でも金融政策の現状維持を決定するなど、現在は金利を引き上げる環境にはありません。


 日銀は、2%の物価上昇率を達成するまでは、基本的に「量的・質的金融緩和」を継続する考えですが、26日に公表した最新の政策委員の見通しの中央値では、物価上昇率を13年度は+0.7%、14年度は+1.4%、15年度は+1.9%(消費税率引き上げの影響を除く)と上方修正しているものの、15年度の予測の幅が+0.9%~+2.2%と大きく、2%の物価上昇率の達成に対して、委員の間でも意見が割れていることが伺えます。


 次に長期固定金利です。5月の全期間固定金利は、三井住友銀行では前月比0.06%上昇の2.50%となっています。ソニー銀行とは対照的に、10年以上の金利が全て上昇していますが、これはおそらく、4月の債券市場の混乱で、金利スワップ(変動金利と固定金利を交換する取引)の条件などのタイミングが、両行で相違するなどの銀行内部の事情によるものと考えられます。


 今後の見通しですが、変動金利はしばらく据え置きとして、長期固定金利は、特に期間の長い金利が徐々に低下していく展開となりそうです。


 26日に公表された、日銀の「経済・物価情勢の展望」によりますと、経済情勢は回復し、それに伴い物価情勢も、「物価安定の目標」である2%程度に達する可能性が高いとするなど、日銀の強気の姿勢が伝わってきます。


 そして、これを実現するために「量的・質的金融緩和」を継続し、15年近く続いたデフレからの脱却に導くと結んでいます。


 このレポートを素直に受け取れば、これからも残存期間の長い長期国債の買い入れを続け、金利を低下させると読み取ることが出来るでしょう。


 いつの時代においても、中央銀行には勝てないという格言があるように、当面はこの流れが続くものと考えられます。


 なお、フラット35の金利は月初の第2営業日にあたる、5月2日に発表の予定です。 

 

沼田 順(CFP(R)認定者・1級FP技能士、宅地建物取引主任者、住宅ローンアドバイザー)

 

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