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「最近ほめるって言うのが流行ってるけど、
同じように、叱るのも上手く出来なくって困っているんだよね・・・」
先日、あるクライアント様がため息交じりでこうおっしゃいました。
ほめ達さん(西村貴好さん)が、ほめると言う事を
当たり前の文化にするべく全国を飛び回って講演やイベントをされています。
その講演やイベントはいつも満員御礼です。
ほめると言う事はとても大切なことで興味深いことだというのが世間様での
共通認識ですよね。
世の中、なかなかほめられない人が、たくさんいますからね~
ところが、ほめるのも苦手だけれど、「叱る」のも最近上手くいかない・・・
相手が、すねちゃう、泣き出しちゃう・・・
なので、なかなか叱れなくって困っている、と言う人が多いと、おっしゃるのです。
「上手い叱り方ってどうすれば良いんでしょうね~」
確かに、そうですね。
会社でもそうですし、店舗というもう少し小さい組織でも
「叱る」事が上手く出来ずに困っている店長がたくさんいます。
そう言う店長は「ほめる」と言うことも、少し勘違いしていて
「ほめ言葉で甘やかす」と言うほめ方をしているケースがよくあります。
一方、「叱る」 ことの目的を勘違いしている人もいます。
こう言う人は「叱る」のではなく単純に「怒って」います(笑)
「ほめる」も「叱る」も、目的は同じ、と私は思います。
「ほめる」も「叱る」も、相手に主体的で具体的な行動を促すことを目的としています。
そして、その行動の先に「相手の成長」を願っているのが、「ほめる」「叱る」なのです。
ほめて気分を良くしても、叱って間違いを正しても
次に主体的に、具体的な行動に繋がらなければ、変化も成長も起こりません。
ところが、ほめ下手は「相手の脇の下をくすぐるだけ」
そして、叱り下手は「相手の感情を逆なでするだけ」
なのです。
これは、ほめているわけではなく「甘やかしているだけ」
そして、叱っているのではなく「怒っているだけ」
なのです。
「ほめる」も「叱る」も、達人達に共通するのは「相手軸」に立っていると言うことです。
決して自己満足で、ほめたり叱ったりしていません。
今日からは、新シリーズ「相手軸な叱り方」で、このブログを書き進めていきたいと思います。
どうぞ、お楽しみに!
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