「ロックウール」を含むコラム・事例
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断熱材の話 - 1 -
グラスウールにしても、ロックウールにしても、ウレタンフォームにしろ、セルロースファイバーにしろ、それらはみな断熱材と呼ばれています。 では、本当に断熱材と呼ぶに相応しいものでしょうか? これらは、その断熱材中の空気を温め、冬の寒さを断熱します。 そして、夏には、その厚みで夏の暑さを凌ぐというものです。 これらの断熱材は、冬においては、真冬に着るダウンジャケットと全く同じです。 冬に...(続きを読む)
- 小島 忠嘉
- (建築プロデューサー)
外壁コスト2(押出成型セメント板、ラムダとアスロック)
本日、設計中の住宅の概算が出てきた。予定額より40万のプラス。 この程度であれば、何とでもなる。 先日に引き続き、外壁のコストの話。 鉄骨造の1時間耐火の外壁のコストについてまとめてみた。 ●ラムダ(昭和電工)+ロックウール 1番最初に使ったのは、ラムダ+ロックウール吹き付けという工法だ。 見積を見ると、ラムダ(6050円/平米)とロックウール(600円/平米)と副資...(続きを読む)
- 角倉 剛
- (建築家)
レンジフードのダクト
横浜で進行中の「ひなたハウス」。 1階キッチンのレンジフードダクトの断熱工事が行われました。 レンジフードのダクトは、高熱の蒸気や煙を外部に排出する役割の為、非常に熱をもつ。 その為、断熱を行うことが、建築基準法上決まっております。 一般的には、ロックウールをダクトに巻き付け、断熱材としますが、ロックウールの場合、50ミリもの厚みが必要となります。 写真での「セラカバーS」は、国土交通大...(続きを読む)
- 松永 隆文
- (建築家)
住宅断熱基礎講座/自然系断熱材の誕生−2
(自然系断熱材の誕生−1 に続く) これらの自然系繊維による断熱材(炭化コルク以外のもの)は、無機質系のグラスウールやロックウールが水蒸気の吸放湿性が乏しく結露対策が大きな問題であったにの対し、吸放湿性、保湿性に優れた素材であるため、防湿シートがなくても壁内結露の心配が少ないと言われています。勿論、防湿の必要がないにしても気密の確保は必要ですから、これまで防湿と気密を兼ねていたシートが...(続きを読む)
- 野平 史彦
- (建築家)
住宅断熱基礎講座/自然系断熱材の誕生−1
04-12:自然系断熱材の登場 内断熱には主にグラスウール、ロックウール、セルロースファイバーといった繊維系断熱材が用いられ、外断熱では主にプラスチック系のボード状硬質断熱材が用いられ、パネル工法においても概ねこれらのいづれかの断熱材が用いられています。 プラスチック系として住宅用断熱材に使用されているのは主にポリスチレン(ビーズ法ポリスチレンフォーム、及び押出法ポリスチレ...(続きを読む)
- 野平 史彦
- (建築家)
住宅断熱基礎講座/外断熱の基礎知識
03-7:外断熱の基礎知識 外断熱(外張り)工法は、柱梁等の軸組の外側にポリスチレンやポリウレタン等のボード状の硬質断熱材を施工してゆくものですが、軸組の壁体内空洞を循環・通気の利用するものと、しないものでまた分類の仕方が分かれてきます。そこで、ここではとりあえず単純な外断熱(外張り断熱)の工法の基本に触れてみたいと思います。 内断熱工法では高断熱に伴う壁内結露を防止するた...(続きを読む)
- 野平 史彦
- (建築家)
住宅断熱基礎講座/03-5:通気工法とは?
03-5:通気工法とは? 「防湿気密シート」とは、単純に「気密シート」あるいは「防湿シート」と言う場合が多いのですが、普通は気密と防湿の両方を兼ね合わせたものです。 2センチ角の穴があると、そこから侵入した水蒸気は一シーズンで30リットルもの水になり壁内結露の原因になるのですから、この防湿気密シートをきちんと施工することが大変重要であることが分かります。 しかし...(続きを読む)
- 野平 史彦
- (建築家)
vol.14サッシュがつきました。
シリーズを読む 屋根工事と平行に開口部にサッシュをつけていきます。 開口部は ローコストでもAllペアガラスです。しかも一部、防犯合せや飛散防止フィルム 脚注*1を貼っています。 建物構造は耐震性のある設計をしていてもガラスなどの2次部材は地震の揺れ方によっては変形により割れることもあります。その為には高い位置にあるTOPライトや大きな開口部にはフィルムをはっておきたいです...(続きを読む)
- 中村 雅子
- (建築家)
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