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「えん罪」を含むコラム・事例

10件が該当しました

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足利事件、菅家さん釈放 その2(4)

5 科学信仰からの脱却   足利事件では、警察側の科学捜査担当者がおこなったDNA鑑定が有罪の根拠として大きな役割を果たしました。当時のDNA鑑定はせいぜい800人に一人程度の精度しかなかったのですが、菅家さんの無実の訴えが一審から上告審まで全てしりぞけられた最大の理由は、この鑑定結果とそれに基づく捜査段階での自白でした。   このような一種の科学信仰とも言うべき態度は、今でも...(続きを読む

羽柴 駿
羽柴 駿
(弁護士)
2009/07/24 00:00

足利事件、菅家さん釈放 その2(1)

なぜえん罪が生まれたのか  足利事件において菅家さんが、無実であるのになぜ有罪判決を受けて服役するような悲劇が生じたのか、その直接の原因は大きく分けて二つあると思われます。  一つめは、菅家さんの必死の否認を無視し、お前が犯人だ、証拠があるんだ、と自白を強要した当時の捜査担当者(警察官)であり、そのような自白強要を許す現行の捜査制度です。さらに、そのような強要された自白を真に...(続きを読む

羽柴 駿
羽柴 駿
(弁護士)
2009/07/16 00:00

足利事件、菅家さん釈放 その1(2)

いまさら戻らない17年半  菅家さんの両親は、息子が凶悪犯人であるという濡れ衣を着せられたまま亡くなっています。菅家さん自身、今後の刑事補償、国家賠償で幾ら金銭の補償をされても、身柄を拘束された17年半は今さら戻ってこないのです。このように、えん罪は取り返しのつかない悲劇を生みます。 私から見ると、菅家さんのような立場に置かれた場合、えん罪を晴らすことが出来ずに誤った有罪判決...(続きを読む

羽柴 駿
羽柴 駿
(弁護士)
2009/07/09 00:00

足利事件、菅家さん釈放 その1(1)

異例の釈放 6月4日、足利事件で無期懲役の刑が確定して受刑中の菅家利和さんが釈放されました。5日のテレビに出演した菅家さんは、17年半前の逮捕の時のニュース映像と比べると、すっかり老けてしまっているのが痛々しい限りです。  無実を訴えて再審請求中の菅家さんですが、まだ再審開始決定すら出ていない段階で、検察官が刑の執行停止を決定して釈放したのですから、まさに異例です。裁判所がD...(続きを読む

羽柴 駿
羽柴 駿
(弁護士)
2009/07/08 00:00

公訴時効その2(2)

無罪証拠の散逸  この実例では、幸いなことに彼女の無罪(アリバイ)を証明する出勤簿などが残っており、弁護人によって発見されたことでえん罪が判明し、彼女は無罪となることが出来ました。  しかし、いつもそのような幸運に恵まれるという保証はありません。古い帳簿類をいつまでも保管することは企業にとって負担ですし、実際にも一定期間で廃棄するのが一般的です。商法19条3項によると帳簿など...(続きを読む

羽柴 駿
羽柴 駿
(弁護士)
2009/06/23 00:00

公訴時効その2(1)

公訴時効が撤廃されたら  前回は、公訴時効の撤廃を求める声が被害者遺族らから上がり、法務省も検討に入っていることを説明したうえで、仮に公訴時効が撤廃された場合に、あなたの身に起こるかもしれない事態を書いてみました。はるか以前の日々の行動について無実を証明することがいかに困難かということです。  読者は、そんなことが現実に起きるのか疑問に思うかもしれませんが、私自身が実際に手が...(続きを読む

羽柴 駿
羽柴 駿
(弁護士)
2009/06/22 00:00

和歌山毒カレー事件、最高裁判決(2)

死刑か無罪か、究極の判断 第二は、この事件のような無罪か有罪かが争われ、有罪であれば死刑となる可能性が極めて高い事件では、裁判所は死刑か無罪かという究極の判断を迫られるということです。そして、間もなく始まる裁判員裁判では、職業裁判官だけでなく一般市民から選ばれた裁判員も、全く同じ立場でそのような究極の判断を下さなければならないのです。  日本の刑法学の重鎮である団藤重光氏(東...(続きを読む

羽柴 駿
羽柴 駿
(弁護士)
2009/05/26 10:34

痴漢事件に最高裁が無罪判決 (2)

現場での対応はどうあるべきか  それでは、毎日のように起きるラッシュ時の痴漢行為に対し、現場の関係者はどのように対処すべきなのでしょうか。  現在の警察の一般的扱いでは、被害者がある男性を痴漢犯人であるとして駅員や駅前交番につきだした場合、男性が否認していると、まず間違いなく逮捕されてしまいます。もちろん罪を認めていても逮捕される場合が多いのですが、痴漢行為の程度によっては警...(続きを読む

羽柴 駿
羽柴 駿
(弁護士)
2009/05/19 14:54

痴漢事件に最高裁が無罪判決 (1)

無罪判決  最高裁判所の第3小法廷は4月14日、満員の小田急電車の中で女子高生の身体に触るなど痴漢行為をおこなったとして起訴された被告人男性(62歳)に対し、一審・二審の有罪判決を破棄し無罪判決を言い渡しました。  その理由として判決は、この種の痴漢事件では目撃者や物証など客観的な証拠が得られず被害者の訴えが唯一の有罪証拠である場合が多く、特に慎重な判断が求められると指摘しま...(続きを読む

羽柴 駿
羽柴 駿
(弁護士)
2009/05/18 13:32

シリーズ 新・刑事法廷を始めるにあたって

私の著書「刑事法廷」の出版から11年がたちました。 「刑事法廷」は、私自身の担当した刑事事件の中から、一般の市民にとって興味がありそうなものを取り上げることによって、刑事司法の現場の実情と弁護人の苦労を判りやすく解説しようとしたものでした。幸い多くの方々に支持していただき、一刷は完売となりました(現在は私の事務所でのみ二刷を販売中です)。  私はこのオールアバウトの専門家に登録...(続きを読む

羽柴 駿
羽柴 駿
(弁護士)
2009/05/15 16:20

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