死後離婚を選ぶ意味は?
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2018-07-30 10:46
近年、夫や妻が亡くなった後、配偶者側の親族(姻族)との関係を法的に解消する姻族関係終了届を提出する人が増えています。
3親等以内の姻族は民法上の親族で扶養義務などが生じますが、届け出れば離婚と同様、親族関係がなくなります。
これを死後離婚といいます。
自治体窓口に配偶者の死亡を証明する戸籍謄本などを持参し、書類に押印するだけで手続きは完了します。
親族側は拒否することができず、通知もされません。
戸籍上の手続きのため、遺産相続や遺族年金の受給には影響しません。
また、復氏届を提出することで戸籍を旧姓に戻すこともできます。