吉田 美如(行政書士・メンタルケア心理士)- Q&A回答「お子さんの立場からも、ぜひ一度ご検討ください」 - 専門家プロファイル

吉田 美如
貴女にそっと寄り添い 笑顔をお届け

吉田 美如

ヨシダ ミユキ
( 東京都 / 行政書士・メンタルケア心理士 )
吉田美如行政書士事務所 
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夫への愛情が疑問

2015/10/21 11:41

夫への愛情がわからなくなりました。
現在、夫の度重なる不倫の裏切り、別居、単身赴任により離れて生活をしています。
夫とは6年付き合い、結婚して4年になります。子供二人にも恵まれましたが、夫が同じ人との不倫を繰り返し、不倫相手も妊娠。(堕した)
夫からは不倫は関係なく、私に大切にされてこなかったと私との結婚生活を原因として離婚言われました。別居して半年、私も悪かったところもあり反省してきました。しかし、夫は仕事人間で、子供より家庭より仕事を優先にしてきて、私はずっと不満を抱えてきていました。しかし、夫への愛情もあり、離婚したくなかったので、頭を下げ続けてきましたが、不倫は悪いと思っていても夫婦生活の中では悪いのは私に原因があるといった姿勢や、子供に対しても自ら父親という自覚が少なく、夫の兄弟に諭されて、子供を大切にしなければと思う始末です。
そんな夫に怒りも芽生え、この先この人とやっていっても幸せはないのではないかと思うようになりました。根は優しい人です。
昔のように戻れればとは思う気持ちもありますが、真の夫の姿を見たようで、関わりたくない気持ちもあります。夫の言うように、離婚に踏み切ってもいいものなのでしょうか。自分の気持ちがよくわかりません。

キツペさん ( 愛知県 / 女性 / 33歳 )

お子さんの立場からも、ぜひ一度ご検討ください

2015/10/22 11:14

はじめまして、行政書士・メンタルケア心理士の吉田美如(みゆき)と申し上げます。
さっそく、ご相談内容について回答させて頂きます。

この年代の方で、お子さんがいらっしゃるご夫婦の決断の分かれ目となるのは、経済的な自立かと思います。離婚したくてもできないご事情のある方もいますし、ご決断に至るには、ご自身のお気持ちの中で何を優先するのかにもよります。キツペさんのご相談内容のような状況ですと、お子さんがいらっしゃらないご夫婦の場合には、離婚を選択する方も少なくないように思います。

仮に親権を持ち、一人で子育てをする場合に、養育費を請求できることになったとしても、お相手の経済状況が変わり支払われない等も起こりうることです。ですので、もし離婚を検討するのでしたら、ご自身が働いているなど、経済的にあまり不安がない状況も必要かと思います。また、お一人でお子さん2人を育てる覚悟もおありかどうかです。たとえ仕事、育児、家事と大変なご負担をしてでも、お子さん達との心が満たされた生活を送ることができるのであれば、きっと乗りきれる大変さです。

お子さんに与える影響として、ご夫婦のご関係の悪化によるストレス等から、お母さんが、にっこりと笑える日が少ないのでは、お子さん達に与える影響も大きいです。
また逆に、もし離婚したとして、生活の不安定からお子さん達に影響を与えてしまうのであれば、まずは、ご自身の経済的な安定を最優先にし、その後に離婚という決断もできるかと思います。

ご夫婦の関係は、いつも一定で安定しているわけではなく、お子さんの誕生や成長により、状況に応じて変化するものです。結婚前と全く同じくらいの大きな愛情が必要なわけでもありません。ご結婚前に6年間お付き合いしていらっしゃるので、当時はきっと結婚後の理想の家庭を沢山イメージしていたのではないでしょうか。そのイメージとかけ離れて幻滅してしまうこともあるかと思います。

少なくとも、ご夫婦の共通の目標が一つあるはずです。今いる大切なお子さん達を健やかに育てることかと思います。これは、ご夫婦の義務でもあります。一つずつ、共通の目標をつくっていくことが増やせれば、もう一度、一緒に頑張ろうという気持ちになれるかもしれません。もし、このたった一つの目標さえも共有できないのだとすれば、再スタートするにも、大変苦労してしまうかもしれません。

キツペさんのご相談内容から、ご結婚して4年とのことですので、おそらくお子さんはまだ小さいのではないかと思います。共働き家庭でしたら、あまり当てはまらない回答になってしまうかもしれませんが、お子さんの立場からも、一度ご検討してみてはいかがでしょうか。

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