飯田 裕
イイダ ユタカ治療を終えた歯 噛むとまだ痛い
心と体・医療健康 一般歯科・歯の治療 2017/03/27 18:43初めて質問させていただきます。よろしくお願い致します。
2年程前に右上一番奥の歯(何年も前に根の治療済み)がなんだか浮いているような違和感を感じました。
その後噛んだら痛かったり、朝起きたら痛かったり、歯の根元あたりの歯茎が腫れたりぽこっと膨らんだりしていました。
早い段階で歯医者に行けばよかったのですが、妊娠中で生まれるまでつわりが続いていて行けず、生まれたら生まれたで上の子の世話と下の子の世話に追われていけず、下の子が一歳になり授乳が終わったことでやっと歯医者に行きました。
レントゲンを撮ったところ、根元に膿がある状態で周りの骨も下がっているということで抜歯という判断になりました。
が、いざ抜歯の日、抜く前に担当の若い先生ではなく院長先生が最終確認してくださったら「歯の四本の足のうち三本はしっかりしているので抜くのはもったいない。最終的にやっぱり駄目で抜歯になるかもしれないが、根の治療をしてきれいになればまた使える歯になるかもしれないので、治療してみる価値はあります」とのことで、抜かずに済むかもしれないならと根の治療をしてもらうことになりました。
なかなかきれいにならず、何度も根の治療に通い、何回か前にやっと根の治療が終わり、レントゲンで薬もきれいに入っていると確認後型をとって、今日最後の金属の被せものをして終わりました。
そして食事の際に久し振りにその歯で噛んでみたところ、痛みが。
柔らかいものは大丈夫そうですが、肉など固いものは痛いです。
そこで質問なのですが、この症状はその歯では噛まないようにしたら落ち着いたりするのでしょうか?
それともやはりこの歯は駄目で抜歯するしかないのでしょうか?
kaachan110101さん ( 神奈川県 / 女性 / 39歳 )
歯根の再治療の成績は60~70%程度の成功率と言われています
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以前に治療済みの歯の、歯根の周囲が化膿していたり膿が溜まっている場合に、再度の根管治療を試みた場合の成功率について、本邦における正確な臨床データは存在しませんが、欧米の臨床統計を参考にすれば60~70%程度の成功率と考えられています。
従って事前の担当歯科医師の説明のごとく、残念ながらうまくいかずに抜歯に至る場合もあるかもしれません。
結局のところ、治療前の歯根の状態によりますし、歯科医師の技術的な部分も関連しますから担当の先生とご相談いただくしかないかと思います。「やっぱり駄目のなのか」、「どのくらいもつのか?」などは直接拝見してみないと分かりませんので。
根っこの周囲にまだ少し炎症が残っている可能性もありますし、治療を繰り返したことで根が脆くなって歯根に亀裂がある場合なども考えられますので、硬い食べものは少し控えていただき、無理はしない方がよろしいかと思いますよ。しばらくは様子を見るとしても明らかな症状の悪化があればすぐに受診をお勧めいたします。お大事になさいませ。
茨城のインプラント専門歯科(歯科・口腔外科)/つくばオーラルケアクリニック
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