齋藤 進一(建築家)- コラム「介護福祉建築を医学に例えると」 - 専門家プロファイル

齋藤 進一
子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅までやすらぎの空間を

齋藤 進一

サイトウ シンイチ
( 埼玉県 / 建築家 )
やすらぎ介護福祉設計 代表
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介護福祉建築を医学に例えると

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介護福祉建築家とは 2012-04-02 07:00

医者に外科や内科など専門分野があるように、建築家にも専門分野・得意分野があるのをご存知でしょうか?

一般的にはデザイン系の「意匠」、中身の「構造」のほか、「設備・電気」に強い建築家もおられます。

意匠建築にも和風・洋風・モダンシンプルなどの住宅や、狭小住宅・ローコスト住宅・エコ住宅など様々な分野があります。

バリアフリー住宅・介護福祉住宅も勿論含まれますが、この2つは先出のものとは少し意味合いが違います

意匠・構造は医学分野では幅広い「外科・内科」というものに置き換えるとすると、介護福祉住宅・バリアフリー住宅は建築の意味合として「脳神経外科・心臓外科」であり福祉の意味合いから「産婦人科・小児科といった専門分野に置き換えられると思います。

意匠的カッコよさの追求でなく生きるための機能性を追及する分野  これが介護福祉建築です。

シンプルかつ機能的な側面は、ドイツの工業製品に通じる部分があり バウハウス建築の流れを受け継ぐものだと感じます。

また、無機質になりがちな介護福祉建築には、北欧デザインのぬくもりを取り入れると上手く融合してくれます。

医師になった友人たちと久しぶりに会い、私がもし医者になっていたら何科をやっていたかと聞かれましたが、間違いなく上記の赤文字の科だろうと答えました(^^)

 

カテゴリ 「介護福祉建築家とは」のコラム

建築ソーシャルワーカー(2010/07/30 09:07)

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